第32回 日・韓・中ジュニア交流競技会に関するお知らせ
公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)は、本年8月に韓国の慶尚北道で開催される「第32回日・韓・中ジュニア交流競技会」に260名の日本選手団を派遣することを発表しました。本大会は日本、韓国、中国の高校生トップアスリートが一堂に会する実践的なスポーツ交流の場で、異文化理解と競技者としての成長を目指しています。
競技会の目的と歴史
この競技会は、青少年のスポーツ交流を進め、参加国間の友好関係を深めることを目的として1993年に始まり、今年で32回目となります。過去には、2024年パリオリンピックで金メダルを狙う北口榛花選手や、銅メダリストの渡辺雄大選手・東野有紗選手など、多くの有名アスリートも参加しました。この大会を通じて、未来のスポーツ界を担う若手選手たちが集まることは、彼らにとっても大きな意義があります。
競技の詳細
競技会は、2024年8月25日(日)から31日(土)までの7日間にわたって開催され、実施競技は陸上競技、サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、ウエイトリフティング、ハンドボール、ソフトテニス、卓球、バドミントン、ラグビーフットボールの11種目です。日本、韓国、中国、地元の慶尚北道から合わせて988名の選手が参加します。
コロナ禍の影響と再開
新型コロナウイルス感染症の影響で2020年から2022年度までは開催中止となり、令和5年度には和歌山県で第31回大会が行われました。これに続き、今年は6年ぶりに韓国での開催が決まり、選手たちにとって新たな交流の場となります。
JSPOについて
JSPOは、国内のスポーツの振興と国際競技力の向上を目的に設立された団体です。スポーツ大会の開催やスポーツ施設の整備、指導者育成を通じて、誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境を整えています。また、国や各競技団体、地方のスポーツ協会との連携を強化し、さまざまなスポーツ関連事業を展開しています。興味を持たれた方は、以下のリンクからJSPOの詳細をご覧ください。
これからも日本の若手アスリートたちの活躍を期待しましょう。