シンセカイテクノロジーズとVortex Gamingが業務提携を発表し市場拡大を目指す

シンセカイテクノロジーズとVortex Gamingの提携

2023年10月、東京都渋谷区に本社を置く株式会社シンセカイテクノロジーズは、韓国最大手ゲームメディアの子会社であるVortex Gamingと業務提携を発表しました。この提携により、両社はお互いの強みを活かし、日本と韓国のゲーム市場でのコミュニティ構築を支援することを目指します。

提携の背景

シンセカイテクノロジーズは、コミュニティ関連サービス「MURA（ムーラ）」を提供しており、特にコミュニティ運営やデータ分析に強みを持っています。一方、Vortex Gamingは、韓国のWeb3関連企業であり、ゲームソーシャルメディアとギルド機能に特化したサービスを展開していることから、両社の業務統合は自然な流れと言えるでしょう。

この提携により、韓国のゲームクライアントが日本市場に進出する際のコミュニティ支援や、日本から韓国市場への進出をよりスムーズに行えるようになります。これにより、両国のゲーマー同士の繋がりが強化され、新たなビジネス機会が創出されることが期待されています。

MURA（ムーラ）の特徴

MURAは、シンセカイテクノロジーズがこれまでのコミュニティ運営の経験を基に開発したサービス群です。このプラットフォームは、以下のような多様な機能を提供しています：

- MURAコミュニティ: コミュニティの立ち上げや運営をサポートするプラットフォーム。
- MURAパトナーズ: コミュニティ運営の支援を行うプログラム。
- MURAブレイン: データ分析ツールにより、コミュニティの効果を測定・向上させるサービス。
- nest: コミュニティマネジメントの専門人材を提供するサービス。

これらのサービスを通じて、企業やブランドがコミュニティ運営をデータに基づいて行うことができ、結果的にコミュニティに所属するすべての人々に「生きがい」をもたらします。

各社のコメント

提携発表に際し、Vortex GamingのCBOである己越千清氏は、「日本市場に最適化されたサービスを提供できるシンセカイテクノロジーズとのパートナーシップを嬉しく思います。この提携を通じて、Vortex Gamingが日本ゲーマーとの架け橋となることを目指します」と述べています。

株式会社シンセカイテクノロジーズの取締役COO、加藤貴一氏は、「韓国最大のゲームコミュニティのINVENを運営するVortex Gamingとの連携により、ブロックチェーンゲームやSNSコミュニティの構築を支援し、業界の発展に寄与できることを誇りに思います」と語りました。

未来への展望

この提携は、単なる業務の統合だけでなく、両社の資源を駆使して新しい市場機会を創出するための第一歩でもあります。シンセカイテクノロジーズとVortex Gamingが共同で推進するプロジェクトは、今後の両国間におけるゲーム業界の発展に大きく貢献するでしょう。

これからの展開に注目が集まる中、両社の活動から目が離せません。