福岡で開催！蓮井幹生の九谷焼コラボ展が地元を支援

福岡で蓮井幹生の個展が開催

福岡市中央区に位置するYUGEN Gallery FUKUOKAで、写真家・蓮井幹生の個展が2025年3月8日から始まります。この展示は、2024年元日に発生した能登半島地震の復興支援企画として、福岡でも開催されることになりました。

蓮井幹生とは？

蓮井幹生という名前は、日本の写真界で非常に重要な存在です。1955年に東京都で生まれ、アートディレクターとしてキャリアをスタートさせた彼は、独学で写真技術を学び、1988年に写真家としての道を歩み始めました。以来、広告やファッションの領域で数多くの作品を発表し、特に「PEACE LAND」や「HIDDEN LANDSCAPE」といったパノラマ作品で広く知られています。

展覧会の内容

本個展の核心は、石川県小松市の104年の歴史を持つ九谷焼の窯、錦山窯との特別なコラボレーションです。地震で破損した九谷焼の作品を撮影した蓮井は、その中に潜む伝統工芸の美しさと自然界の不条理を表現しています。割れた陶磁器の作品には、破壊される前の美しさが息づいており、彼の芸術的な視点によってその魅力が引き立っています。

また、東京に続いて福岡の会場でも、展示作品の一部の売上が復興支援へと寄付される予定です。この活動を通じて、地元の人々に少しでも貢献できることを考えています。

イベントの詳細

- 展覧会タイトル: 能登半島復興支援蓮井幹生+錦山窯コラボ展「朽ちゆく果てにも美は宿る」
- 会期: 2025年3月8日（土）〜3月23日（日）
- 開館時間: 平日11:00〜19:00（最終日のみ17:00終了）
- 定休日: 火曜日
- 場所: YUGEN Gallery FUKUOKA

福岡市中央区大名2-1-4 ステージ1西通り4F

- 入場料: 無料

YUGEN Galleryとは？

YUGEN Galleryは2022年に設立されたギャラリーで、現代アートを専門に扱っています。東京・南青山および福岡・天神に拠点を持ち、様々な新進気鋭のアーティストの作品を展示しています。特に「YUGEN」という名前は、日本特有の美的概念「幽玄」に由来し、アートの奥深さを表現しています。

テクニックや表現方法にこだわらない多様な作品を展示し、オンライン販売を通じて世界中の人にアートを届けています。
公式サイトやSNSを通じて詳細情報を発信しているので、興味がある方はぜひチェックしてください。

個展は地元の人にとっても、刺激的な体験となること間違いなしです。歴史ある九谷焼と蓮井幹生のアート作品をぜひ現地で感じてみてください。