福岡県の6次産業化プロジェクト:新商品の全国展開!
福岡県に所在する農林漁業者7社が新たな挑戦として、全国的に展開する新商品を発表しました。これは、令和6年度「ふくおか6次化クラウドファンディング活用促進事業」の一環で、地域産業の活性化を目指す取り組みの一つです。
クラウドファンディングの取組み
この取り組みは、クラファン総研株式会社が福岡県農林水産部と協力して実施したもので、初めてクラウドファンディングを通じて県産農林水産物の魅力を伝え、地域産業を支えるプロジェクト支援者を募集しました。
2024年1月23日から2月28日までの期間中、7つの事業者がそれぞれユニークな商品を開発し、テストマーケティングを経て、全国販売を開始する運びとなりました。
参加する7事業者の紹介
1. KAWAKATSUFARM
福岡県久留米市に本拠を置くKAWAKATSUFARMは、ふくおかエコ農産物認証のあまおういちごを生産しています。タルトやジャムなどの加工品も手がけており、「いちごを通じて笑顔と幸せを届ける」ことをモットーとしています。特に「あまおうタルトケーキセット」が話題です。
2. TomatoFarm西農園
元サッカー選手の西正剛が立ち上げたこのミニトマト専門農園は、「樹上完熟の10種カラフルトマト濃縮ジュースN10」が人気です。無添加のトマトジュースは、栄養と甘みがしっかり詰まっています。
3. 米貴(こめたか)
行橋市で米づくりを行い、グルテンフリーの「米粉のクスクス」など新しい食の提案に取り組む米貴は、「炊かずに食べる『0秒ごはん!』」を開発しました。忙しい現代人にぴったりな手軽な食材です。
4. くわの農園
福津市で17代続く専業農家のくわの農園は、特別栽培米を使った「プレミアム麹調味料」を展開。家庭料理を手軽に美味しくするための調味料として注目を集めています。
5. ベジフルファーム株式会社
古賀市のこの農家は、福岡県産いちご「あまおう」を使用した「プレミアムあまおうジェラート」を販売中。いちごの美味しさを一年中楽しめる形式で人気です。
6. ゆっちゃん農園
嘉穂アルプスの麓で育てる「嘉穂じいちゃんの固定種野菜」を用いた「嘉穂アルプスの宝石ジュエリーピクルス」は、見た目にも美しく、健康的な野菜の保存食として展開されています。
7. OKAFARM
糸島市のOKAFARMは、自社栽培のウコンを使用した「糸島ゴールデンウコンカレー」を販売。無農薬栽培にこだわった健康志向のスパイス料理として好評を博しています。
結論
ご紹介した7事業者の新商品は福岡県の魅力を全国にアピールするものとして、今後の展開が期待されます。地域産業を活性化し、農林漁業の新しい可能性を示すこの取り組みに、ぜひご注目ください!
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