富士屋ホテルが2025年4月に新たな人事制度を導入し初任給を大幅引き上げ

富士屋ホテルの新たな人事制度の導入



国際興業グループに属する富士屋ホテル株式会社が、2025年4月16日より新しい人事制度を導入することを発表しました。この制度は、多様な社員の成長を促進し、持続的な活躍を支援することを目的としています。特に、新卒採用において競争力を強化し、若手社員の生活を守るために、大幅な初任給の引き上げが行われることが注目されています。

初任給の引き上げ



当社は、2024年度から2025年度にかけて新卒の初任給を見直しました。具体的には、2025年4月入社の大学卒初任給が2024年度の初任給よりも18%から22%の引き上げとなり、25万円になります。これを受けて、他の新卒者の給与も以下のように変更されます:

  • - 4年制大学卒:205,000円~211,000円から250,000円に。
  • - 短期大学卒・専門学校卒(2年制):196,000円~202,000円から240,000円に。
  • - 専門学校卒(1年制):193,000円~199,000円から240,000円に。
  • - 高校卒:190,000円~196,000円から230,000円に。

このような引き上げにより、若手社員がより安心して働ける環境が整えられます。

等級制度の導入



新たな人事制度では、社員の評価を公平に行うための等級制度も導入されます。明確な基準を設けることで、社員の成長を促し、適切な処遇を得られるようにします。この制度により、社員が自身の業務レベルを明示することで、その成長を実感できる環境が整います。

シニア層への配慮



また、定年の年齢が60歳から67歳に延長されることが決定しました。60歳に達した際に、正社員としての継続勤務を希望するか、契約社員に変更するかを選ぶことが可能になるため、社員一人ひとりのライフスタイルに応じた働き方が実現します。さらに、複数の業務コースが提供され、社員が自らに最適な役割を選ぶことができるようになります。

今後の展望



富士屋ホテルは2028年に創業150周年を迎える予定です。この新制度を通じ、時代と社会の変化に対応しながら、より良い働きやすい環境を提供する努力を続けていく意義が強調されます。新卒採用やキャリア形成について、今後の社員の活躍が期待される所存です。

今後も多様な価値観を持つ社員が活躍し、富士屋ホテルのブランド力を更に高めることが期待されます。シニア層から新卒まで、すべての世代が自分らしく働ける職場環境を築くことが、同社の新たな挑戦と言えるでしょう。

会社情報

会社名
国際興業株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-10-3国際興業本社ビル
電話番号
03-3273-1118

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