社員のストレスを軽減する新制度『シン・リフレッシュ宣言』の効果とは
新卒採用に特化したシーズアンドグロース株式会社(SAG)が、2024年12月から導入した福利厚生制度『シン・リフレッシュ宣言』が話題を呼んでいます。この制度は特にワーキングペアレンツの社員を対象とし、心身の健康をサポートすることを目的としています。運用開始から半年が経過した現在、行われた社内アンケートでは全体の約8割の社員がロイヤリティやモチベーションが向上したと答えています。
『シン・リフレッシュ宣言』の概要
『シン・リフレッシュ宣言』は、社員の健康を守り、そのパフォーマンスを最大限に引き出すために設計されています。主に2つのサービスが提供され、ストレス発散や自分の時間を創出する支援が行われています。
1.
Pit in(ピットイン):これは社員が心身をリフレッシュするためのサービスで、ストレス発散を目的としています。正社員が対象で、勤続年数に応じて支給額が変わります。
2.
Make My Time(メイクマイタイム):家事代行サービスを通じて、社員が自分の時間をより有効に使えるようサポートします。
アンケート結果の詳細
この制度の導入後、実施されたアンケートでは、社員の約80%が「制度導入によりモチベーションが向上した」と回答しています。具体的な社員の声も多く寄せられ、リフレッシュの重要性を再認識するきっかけとなっています。社員からは「オンオフのメリハリがつき、また頑張ろうと思えるようになった」「会社が福利厚生を実施してくれていると実感できる」といった意見があります。
また、制度は生産性向上にも寄与しています。約9割の社員が生産性が向上していると感じており、「健康を保つ活動が生産性に直結している」との声が多く聞かれました。特に「家族との時間や自分のリフレッシュに使うべきだ」というメッセージが社員の意識を変化させ、仕事に対する姿勢が改善されたようです。
今後の展望と課題
『シン・リフレッシュ宣言』はすでに社内での認知度が100%に達し、制度自体は浸透していますが、実際の利用率は約5割にとどまっています。この背景には、家事代行サービスが提供されるエリア外の社員もいるため、全ての社員が利用できる内容に拡充することが今後の課題とされています。
日々、家事・育児・仕事の両立に奮闘するワーキングペアレンツにとって、時間意識が求められる中、この制度がどのように役立つかが注目されています。シーズアンドグロース株式会社は、こうした社員が活躍できる環境づくりの先駆者となることを目指し、さらなる取り組みを進めていきます。
企業情報
- - 社名:シーズアンドグロース株式会社
- - 代表:代表取締役 河本 英之
- - 本社所在地:東京都中央区日本橋人形町2-4-9 人形町双葉ビル4階
- - 設立年:2010年7月
- - 資本金:990万円
- - 従業員数:14名(代表を除く役員以下の人数・2025年5月時点)
- - 事業内容:新卒採用専門コンサルティングサービスの提供
- - URL: シーズアンドグロース株式会社公式サイト