スポGOMIの未来を切り開く!国際大会「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」
2025年10月29日に行われる「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 FINAL」では、世界34カ国の代表チームが東京に集結し、スポーツごみ拾いの世界一を決定します。この大会は、スポGOMIと呼ばれる、新たな形の環境アクションスポーツの発祥の地である日本で行われる二回目の国際大会です。
初めての世界大会が2023年に開催され、21カ国が参加したのに対し、今回は34カ国、102名の選手が参加します。競技は、制限時間内に指定のエリアでごみを拾い、その重量や種類によって得点を競うというシンプルだけれど戦略的なものです。スポGOMIは「競うほど、まちも海もきれいになる」という理念のもとに成り立っており、環境意識の高まりがグローバルに広がっています。
この大会には新たに14カ国が参加し、エストニア、ナミビア、エルサルバドル、ソロモン諸島などの国々も名を連ねています。前回の王者であるイギリスをはじめ、アメリカやモロッコ、タイなどの強豪たちが競う景色は、まさに国際色豊かです。
コスプレイヤーとブラスバンドによる華やかなオープニング
選手が競技会場に入場する際には、コスプレイヤーやブラスバンドによる特別な演出が行われます。2023年大会の初代王者であるイギリス代表チームのメンバーが、優勝カップの返還を行うことも決まり、華やかな幕開けが期待されます。
アスリートたちの熱戦を期待
競技当日は、オリンピアンである松田丈志氏や寺田明日香氏、田口亜希氏といった著名なアスリートがアンバサダーとして登場し、選手たちを応援します。彼らの熱いエールのもと、各国の代表選手たちは真剣勝負に挑みます。
日本文化で国際交流を促進
大会前日には、参加する各国選手を歓迎するウェルカムレセプションが行われ、歌舞伎演舞が披露されます。また、競技終了後には文化交流が行われ、吟剣詩舞のパフォーマンスが交わる予定です。これにより、スポGOMIの競技を超えた、人と人との交流を深める場となります。
競技のルールと参加国一覧
「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」では競技時間内に、ごみを拾いその質と量をポイントに変えます。特に、134カ国の代表選手が参加するこの大会は、海洋ごみ問題に対する世界的な意識を高める重要な機会です。
現時点で、参加が決まっている国々には、オーストラリア、バングラデシュ、ブラジル、エルサルバドルなど、各国からバラエティ豊かな国々が含まれています。観客は、これらの選手たちが繰り広げる熱戦と共に、国際交流の楽しさも感じられることでしょう。
日本から発信されたこのユニークなスポーツは、環境問題への意識を深めつつ、未来の世代に受け継がれる形で広がっていくことが期待されます。スポGOMIという新たな形のスポーツが、どのように国境を越えた連帯を生み出していくのか、私たちはその瞬間を見逃すわけにはいきません。
この国際大会への取材や観覧希望については、メディアの申し込みも受け付けているため、興味のある方はぜひお問い合わせください。