東京建物がGRESB評価で8年連続の最高位「5スター」を達成

東京建物のGRESB評価とサステナビリティへの取り組み

東京建物株式会社が2013年から参加しているGRESBリアルエステイト評価で、2024年も最高位「5スター」を8年連続で獲得したことが発表されました。これにより、同社は不動産デベロッパーとして、持続可能な運営に高い評価を受けています。

GRESB評価の詳細

GRESB（Global Real Estate Sustainability Benchmark）は、世界中の不動産会社やファンドの環境・社会・ガバナンス（ESG）配慮を測定するための評価機関です。2009年に設立され、年次で実施されるこの評価は、約150の機関投資家によって利用されています。2024年には、2,223の不動産企業やファンドがこの評価に参加しており、東京建物はその中で唯一の8年連続「5スター」を獲得した企業となりました。

東京建物のサステナビリティへのビジョン

東京建物は、「次世代デベロッパーへ」という長期ビジョンのもと、ESG経営を推進しています。特に気候変動への対応は、同社の最重要課題の一つであり、温室効果ガスの排出削減目標を掲げています。2030年度において、Scope1と2は46.2%、Scope3は40%の削減を目指し、2050年度までにはネットゼロを実現することを目指しています。

これらの目標達成に向けて、再生可能エネルギーの導入やゼロエネルギービル（ZEB）、ゼロエネルギー住宅（ZEH）の開発、さらにはグリーンビルディング認証の取得を進めています。これにより、持続可能で環境に優しい都市作りに貢献しています。

持続可能な社会への貢献

東京建物は、2040年を見据えた「ビジョン2040」においても、持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みを強化しています。2030年を目指した温室効果ガス排出削減や再生可能エネルギーの推進は、その重要な一環です。特に、グリーンビルディングの開発やESG活動を通じて、地域社会の活性化にも寄与することを目指しています。

このように、東京建物は不動産業界において、持続可能性を意識した運営を行い、社会課題解決に積極的に取り組んでいる企業の一つです。今後の動きにも注目が集まります。

GRESB公式サイト
東京建物サステナビリティ公式サイト