新たな設備管理の形 "MENTENAワークス"
八千代ソリューションズ株式会社が新たに導入する設備管理BPaaS「MENTENAワークス」は、これまで個別に提供されていた設備管理サービスを統合し、クライアントの設備台帳構築や保全運用を一貫して支援します。これにより、企業が直面する熟練技術者の退職やノウハウの継承不足といった問題に対処するとともに、新たな人員確保の負担を軽減し、保全DXのスムーズな立ち上げを実現します。
迫る技術承継のタイムリミット
最近の調査によると、全体の58.4%の企業が今後5年以内に熟練保全者が退職することを見込んでいます。このことは、熟練技術の引き継ぎを急務としていることを示していますが、多くの企業がその体制づくりに苦しんでいるのが現状です。実に39.4%もの企業がノウハウの引き継ぎ不足を課題と認識しながらも、体制を整備できていないという実情があります。
こうした背景の中で、単に情報をシステムへ移行するだけでは、その設備管理の高度化には繋がりません。設備管理の基盤を設計し、データをもとに保全計画を継続的に改良していくためのノウハウがますます求められています。
「MENTENAワークス」の特長
「MENTENAワークス」は、以下の三つの特長を持っています。
1.
知見を活かした設備管理基盤の構築
八千代エンジニヤリングが社会インフラの維持管理で培った知見と、600社以上の製造現場での経験で、設備管理の基盤をしっかりと支援します。どのような情報を管理するかをあらかじめ整理し、強固な基盤を築くことが可能です。
2.
初期データ整備の代行
整理されていない保全記録を効率よく整理し、持続的に活用できる状態まで整えていきます。この初期データの整備が重要であり、「MENTENA」を用いることで、運用開始までのプロセスをスムーズに進められます。
3.
保全業務の継続的サポート
台帳構築後も、業務が自立的に運用できるよう伴走スタッフが継続的にサポートします。これは、運用体制が強固になるように設計されており、担当者の異動や退職があっても安定した運用が実現できます。
実績と展望
「MENTENAワークス」はこれまで2018年から2026年にかけて18社に実施された実績があります。このサービスは、設備管理業務そのものの設計と実行の面での幅広いサポートを目指しており、今後はさらに対象業務を拡大し、AIを活用した業務支援も視野に入れています。これにより、設備管理のさらなる高度化を実現することを目指していくとのことです。
利用者の声
NECファシリティーズが「MENTENAワークス」を導入した背景には、複数拠点での設備保全業務の標準化・高度化があり、業務プロセスの整理は重要なテーマとなりました。専門知識をもち、生産現場での実践に基づいた支援を提供する八千代ソリューションズには、各拠点の実態を踏まえた導入および運用定着が期待されています。
まとめ
「MENTENAワークス」は、現場のニーズに応え、実務に即した形でデータを活用しながら保全業務を改善すると同時に、企業の経営課題にも対応する新たなサービスです。設備管理が今後の競争力を高めるカギとなる中、この取り組みが企業の持続可能な成長に寄与することを願っています。