クラダシ、大学との共同研究成果報告会を実施
株式会社クラダシは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営している企業です。2024年9月から茨城大学の石島恵美子研究室と法政大学の土肥将敦研究室との共同研究を行い、2025年度の研究支援先のゼミ募集を開始しました。この取り組みの背景には、持続可能な社会を目指し、教育を通じた支援の強化があります。
最終報告会の概要
クラダシは、2024年2月に最終報告会を自身のオフィスで開催しました。この場では、参加した学生たちがそれぞれ20分の研究発表を行い、行政や省庁関係者も参加したことで、活発な意見交換が行われました。特に、法政大学では単位認定を視野に入れたクラダシチャレンジとの連携を模索する考えも見え、教育支援に向けた取り組みの推進を目指しています。
教育支援の強化
クラダシは、ソーシャルグッドな世界の実現を目指し、教育分野への支援を強化するために共同研究を始めました。
- - 基盤を作り上げる:共同研究に参加したゼミや研究室には、研究費用の支援がもたらされることに加え、クラダシが築いたネットワークへのアクセスも提供されます。
- - 募集概要:2025年度の共同研究への応募が行われており、最大3団体に対して150万円の研究費用を助成する予定です。応募締め切りは5月18日です。
研究の成果と今後の展望
茨城大学の研究成果
茨城大学の石島恵美子研究室では、干し芋の残さを利用したアップサイクルプロジェクトが行われました。ここでは、干し芋残渣の認知度向上や学習プログラムの開発が行われ、地域の学生が食品ロスについて学ぶ機会が創出されました。特筆すべきは、自作の教育コンテンツが開発され、SDGs講演会が8回実施された点です。
法政大学の研究成果
法政大学の土肥将敦研究室では、食品業界における「3分の1ルール」をテーマに、国内外の事例を分析しました。研究の成果は、文献に基づいたデータ整理や国際比較を通じて、消費者の現状を把握することに貢献しました。さらに、2025年4月からは省庁による競争的研究資金を得て4年間の研究が確定しています。
クラダシへの未来の期待
この共同研究プログラムは、社会課題解決のための研究基盤を築くことを目的としており、次世代のソーシャルアントレプレナーの育成にも寄与することでしょう。クラダシは、持続可能な社会を目指し、これからも教育を通じた社会貢献を強化していく姿勢を示しています。
クラダシのソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を通じて、楽しくてお得なお買い物が社会に良い影響をもたらすことを期待しましょう。