VIVIWARE Cell とは
VIVIWARE株式会社から登場した「VIVIWARE Cell」は、ユーザーが自らのアイデアを形にするための新しいプロトタイピングツールです。このデバイスは、様々なおもちゃや電子楽器、ロボット、デジタルアートなどを簡単に試作することができ、創造力を引き出すことを目的に設計されています。人々が自分の思考を広げ、試行錯誤を楽しみながら空想を具現化することをサポートします。
開発の背景
現代社会において、多くの人々は分業化が進む中で、創造する機会が減少しています。効率性を追求する現代は、大量生産と消費が当たり前となり、個々人が手を動かし、自らの手で生活を豊かにする意識が薄れつつあります。しかし、急速に進化する技術や未知の環境においては、新たな生活様式や社会の変化が求められています。そこで、VIVIWARE Cellは「自ら手を動かし、世界を変える」という実感を持つためのツールとして開発されました。
VIVIWARE Cell の魅力
このプロトタイピングツールには、以下の3つの特長があります。
1.
機能美: VIVIWARE Cellは、神経細胞のようなセンサーやアクチュエータが有機的に繋がっており、独自のデザインでありながら、内部構造が透けて見えるスケルトン仕様です。これにより、使用する人の創造性が引き立ちます。
2.
直感的: 専門的な知識が無くても簡単に使えるデバイスであり、アプリも視覚的なインターフェースを提供しています。プログラミング初心者でも、モノを動かす方法を簡単に学ぶことができます。
3.
拡張性: VIVIWARE Cellは、既存の開発環境との連携が可能で、Arduino互換機としてオープンソースの仕様を持ち、ユーザー自身がさらなる創造を行うことができます。
活用事例
VIVIWARE Cellは、様々なプロジェクトで活用されています。例えば、ドイツ・ベルリンを拠点に活躍する写真家のRie Yamada氏は、これは現代の家族観を表現した作品にVIVIWARE Cellを用いています。また、大学生と子どもが協力しておもちゃをデザインするトイデザインプロジェクトや、VIVITAロボコンといった取り組みでも、このツールが活躍しています。
参加するチャンス
現在、VIVIWARE Cellの導入や協業パートナーを募集中です。創作や探求活動に取り組んでいる方や、子どもと共に活動している団体の方々には、ぜひこの機会をご利用いただきたいと思います。興味のある方は、VIVIWARE株式会社のアライアンス担当までお問い合わせください。
VIVIWARE株式会社のビジョン
VIVIWARE株式会社は「VIVITA」から発展した企業で、モノづくりを愛し、誰もが自らの手で世界を変えられるという実感を持てる社会を目指しています。「つくる」ことを通じて、新しい価値の提供を模索しています。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
公式サイト