手軽に動画作成ができる「ストーリーズ」が登場しました

株式会社プラス・ニューが新たに開発したウェブサイト「STORY’Z（ストーリーズ）」が11月12日にオープンしました。このサイトでは、利用者が画像、文章、音楽などの素材を使用して、自分だけのオリジナル動画をオンラインで手軽に作成できます。特に注目すべきは、完成した動画を他のユーザーと共有したり、ブログに掲載したり、WMVやMP4形式などでダウンロードできる点です。これにより、ユーザーは様々なデバイスで動画を楽しむことができ、日常生活の中で簡単に利用できるようになります。

現代では、動画の共有が非常に人気を博しており、しかし撮影や編集には専門的な技術や多額の投資が必要です。そこで「ストーリーズ」は、まるでブログを書くかのような感覚で動画を作成できます。システムが自動的に素材を処理し、一定のクオリティを保った動画に仕上げるため、どんな人でも手軽に高品質な動画を作成することが可能です。

このサービスは多様なシーンでの活用が期待されています。例えば、旅行記やペットの成長記録、友人とのバイオグラフィなど、さまざまなコンテンツを手軽に作成できます。また、完成した動画をCD-ROMに保存して友達に配布したり、パーティーで上映するなど、使い方は無限大です。

動画作成の流れはとてもシンプルで、ユーザーは素材となる画像やテキストをサイトにアップロードし、次にお気に入りのBGMや文字スタイル、レイアウトなどをカスタマイズします。数秒後には、システムが素材を自動的に分析し、最適なカメラ効果を施して動画を生成します。このプロセスにより、誰でも手軽にプロフェッショナルな動画が完成するのです。

さらに、動画は多くのブラウザで再生可能な形式で最適化されており、軽量化されているため、ストリーミング配信でもスムーズに視聴できます。また、異なるデバイスに応じて、WMV、MP4、3GPなど様々な形式でダウンロード可能です。これにより、ユーザーはいつでもどこでも自分の作品を楽しむことができるのです。

「ストーリーズ」では、自社で開発した「M4（Movie Maker with Moderate Motion）」という技術を採用しています。この技術により、ユーザーがアップロードした画像を一枚ずつ評価し、適切な撮影設定を自動で行うため、静的な画像もプロフェッショナルな動画に仕上げることが可能です。

加えて、「ストーリーズ」では150曲以上の著作権クリアなBGMが用意されており、ユーザーは自分の動画に自由に楽曲を加えることができます。これにより、著作権の問題を心配することなく、楽しみながら動画作成を行うことができます。

今後の計画としては、広告掲載や企業向けサービスの展開などを目指しており、年間の売上目標は1億円を見込んでいます。加えて、動画だけでなく音声や他のメディア形式にも対応した機能も準備しているとのことです。

最後に、株式会社プラス・ニューは2007年に設立され、動画やFlashコンテンツに強みを持つスタートアップ企業です。代表取締役の植田氏は過去にも成功した企業設立を経験しており、今回の「ストーリーズ」も大きな期待が寄せられています。この新たなサービスは、今後の動画共有スタイルに革新をもたらすことでしょう。