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新型RP2350マイコン搭載「Picossci 2」シリーズの概要

株式会社スイッチサイエンスは、Raspberry Pi財団が開発した新型マイコンRP2350を搭載した基板シリーズ「Picossci 2」を発表しました。この新シリーズには、「Picossci 2 開発ボード」と「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」の2つの製品が含まれています。RP2350はCortex-M33とRISC-Vのデュアルアーキテクチャを備え、これまでのARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040と比較して、より高性能な機能を提供します。

「Picossci 2 開発ボード」の特徴

「Picossci 2 開発ボード」は、RP2350と周辺回路を統合したマイコンボードです。USB Type-Cコネクタ、16MbitのFlash-ROM、クロック発振器、電源回路、スイッチ、LEDが基板上に搭載されています。特に注目すべきは、RP2350の機能を最大限に引き出せるように設計されており、ほとんど全てのIOピンとSWD端子が引き出されている点です。また、USB Type-C経由で容易にプログラムの書き込みが可能です。

主要スペック

• - 入出力電圧: 3.3 V
• - GPIOピン数: 29本（うち、2本はランドのみ）
• - デバッグ端子: SWCLK、SWDIO
• - 基板外形サイズ: 20.93 mm × 51 mm

このボードは、各種電子機器の開発や試作に適しており、教育や研究開発の現場でも活用されることでしょう。

「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」の特色

次に紹介するのは、「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」です。この基板もRP2350を搭載しており、特に設計の自由度を向上させることを目的としています。USBコネクタは敢えて搭載せず、他の基板に組み込む際に利用しやすい1.27 mmピッチの端面スルーホール仕上げが施されています。

主要スペック

• - 32 Mbit Flash ROM
• - 水晶発振子: 12.000 MHz
• - 入出力ピン: 20ピン（1.27 mm ピッチ）× 2列
• - 基板外形サイズ: 26.67 mm × 15.24 mm

このピッチ変換基板は、様々なプロジェクトに応じた柔軟なアプローチを提供し、エンジニアや開発者の要望に応える設計となっています。

販売情報

この「Picossci 2 開発ボード」と「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」は、スイッチサイエンスのウェブショップで購入可能です。

• - Picossci 2 開発ボード

- 型番: SSCI-097949
- 価格: 2,640 円（税込）
- 購入ページ: こちら

• - Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板

- 型番: SSCI-097956
- 価格: 1,760 円（税込）
- 購入ページ: こちら

会社概要

株式会社スイッチサイエンスは、電子工作の普及を目指し、質の高い商品の提供を行っています。同社は、Raspberry Piの国内認定リセラーやM5Stackの総代理店としても知られ、幅広い分野での事業展開を行っています。

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