未来の公園展
2025-02-12 14:31:16

未来の公園を共に創造する企画展、宮沢賢治の物語に触れる

宮沢賢治と未来の公園をつくる



東京建物株式会社が主催する新たな試み、企画展「みんなでつくる未来の公園 ヘラルボニーと宮沢賢治」が、2025年2月21日から3月20日まで、東京建物京橋ビル内のBAG-Brillia Art Galleryにて開催されます。この展覧会は、著名な作家宮沢賢治の作品「虔十公園林」を題材にし、障害者アーティストによる新たな表現の場としての「公園」をテーマにしています。

企画の背景


本イベントの中心には、クリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」が掲げる「異彩を、放て。」というミッションがあります。このミッションは、障害のある方々のアートへの新たな視点を提供し、彼らの才能を社会に認識させることを目的としています。

「虔十公園林」の主人公、虔十は、育ちにくい土地に杉の苗を700本植え、周囲の人々に「少し足りない」と見られながらも、その意志を貫きました。彼が作り上げた公園は、後に平和で楽しい遊び場として子供たちに受け入れられ、虔十の価値は再評価されるのです。この物語には、先入観を超えて文化を形作る重要性が示されています。

展示内容の紹介


展覧会の中で、来場者は「虔十公園林」からインスパイアされたアート作品を楽しむことができます。特に注目すべきは、展示スペース「+1」と「+2」での体験型展示です。「+2」では、宮沢賢治の物語から得られる問いを来場者と共有しながら、ヘラルボニーのアートを紹介します。一方、「+1」では、虔十の思いを基にした未来の公園を描くという新しい試みが行われます。

参加作家たちのプロフィールも多彩で、その作品にはそれぞれの個人の背景が色濃く表れています。岩手出身の田﨑飛鳥さんは、脳性麻痺の知的障害を持ちながらも、多彩な作品を生み出してきた作家です。彼の作品は、感情の浮き沈みや自然への愛を感じさせ、見る者に深い感動を与えます。

イベント情報


この展示会では、来場者が参加できるワークショップやトークイベントも用意されています。特に、田﨑飛鳥さんとの創作アートワークショップは注目です。参加者は一緒に作品を作り上げることで、自身の感性を表現する機会を持ちます。また、宮沢賢治に関するトークイベントでは、彼の考え方がどのように現代に生かされているのかを探ります。

おわりに


「みんなでつくる未来の公園」展は、障害者アートの新しい可能性を感じると同時に、宮沢賢治の提案する多様性や共生の理念を再確認する機会でもあります。様々な生き方や価値観が共存する未来を描くために、ぜひこの展示会を訪れてみてはいかがでしょうか。心に残る体験があなたを待っています。

会場へのアクセスや詳細については、BAG公式サイトをご覧ください。


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会社情報

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「未来の公園展」 広報事務局
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