新たな政治団体「再生の道」と「チームみらい」の期待度調査結果

新たな政治勢力への期待度調査

2025年に控える夏の参院選を前に、注目の政治団体が立ち上がりました。元安芸高田市長の石丸伸二氏が設立した「再生の道」、そしてAIエンジニアの安野貴博氏による「チームみらい」です。この2つの団体がどのように受け止められているのか、選挙ドットコムとJX通信社が共同で実施した意識調査の結果を見ていきましょう。

調査概要

調査は2025年5月17日（土）、18日（日）の2日間、日本国内の18歳以上を対象に行われ、電話調査で986件、インターネット調査で1,134件の有効回答を得ました。両調査ともに設問は同じで、結果を比較できる形式となっています。

「再生の道」に対する期待度

石丸氏の「再生の道」に対しては、調査参加者に「期待しますか？」と尋ねたところ、現時点では「期待しない」と答えた人が多数派となりました。具体的には、「あまり期待しない」や「全く期待しない」という回答が「期待する」とされた「大いに期待する」や「ある程度期待する」を大きく上回ったのです。ですが、約3割の人々が「どちらとも言えない」との回答を寄せており、今後の動き次第で期待度は変化する可能性があります。

「チームみらい」に対する期待度

同様に、安野氏の「チームみらい」に関しても調査が行われました。その結果もやはり「期待しない」が多いものの、こちらも「どちらとも言えない」と考える人が約3～4割と多く見受けられました。現状では厳しい評価が並ぶ結果となっていますが、今後の活動がどう変わっていくかに注目が集まります。

期待度の変化への期待

両団体については、現段階では満足のいく期待度を得られていないものの、「どちらとも言えない」と回答した層は今後の活動や提案次第で意見を変える可能性を秘めています。特に新たな政策や理念の発信があれば、状況は一変するかもしれません。

今夏の参院選に向けて、彼らがどのような運動を展開していくのか、そして国民の期待に応えていけるのか、今後の動向から目が離せません。

イチニ株式会社について

最後に、今回の調査を実施したイチニ株式会社についてご紹介します。イチニは、日本最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営し、約2,800万ユーザーが利用しています。彼らは、有権者が政治に参加しやすい環境を整えるため、情報の透明性を保ちつつ、選挙に関する多様な情報を提供しています。また、地方議員向けの勉強会なども実施し、多様なネットワークづくりを支援しています。

公式ウェブサイトやSNSプラットフォームも活用し、幅広い情報発信を行っているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。