パナソニックのテクニクスがダイレクトドライブターンテーブル新モデルを限定発売

ダイレクトドライブターンテーブルシステム、SL-1200GME／SL-1210GMEを発表

2026年1月下旬に、パナソニック株式会社のテクニクスブランドから、限定版のダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200GME」と「SL-1210GME」が登場します。この新モデルは、SL-1200Gシリーズの進化系として、最新技術と10年間の経験が詰まったマスターエディションであることが魅力です。特に、音質にこだわった高級設計が特徴で、音楽ファンやアナログレコード愛好者にとって待望のアイテムと言えるでしょう。

限定デザインと高音質

本製品の最大の特長は、その専用のプレートに刻まれた「Master Edition」の銘と、シリアルナンバーです。デザインには、ヘッドシェルやトーンアーム、ダストカバーのロゴがゴールドに統一され、視覚的にも高級感が漂います。最新の「ΔΣ（デルタシグマ）-Drive」を駆動方式に採用し、モーターの信号ノイズを約20 kHzに抑えることで、クリアな音質を実現しています。これにより、音楽の微細なニュアンスまで表現することが可能になりました。

進化したモーターと電源回路

「新ツインローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」は、両面基板を採用したことで剛性が向上し、微小振動の排除を徹底しています。このモーターのために新しく設計された「Multi-Stage Silent Power Supply」が組み合わされることで、ますます音質が高められています。特に、SL-1200GR2やSL-1300Gのノウハウが活かされた制御基板は4層構造で、異なる電源を分離することで、さらなる性能向上を実現しています。