ITIL®ファンデーションコースが日本語で登場
ITIL®(Information Technology Infrastructure Library)は、ITサービスマネジメントの基盤を提供するフレームワークであり、その重要性は世界中で広がり続けています。特に、ITIL®は英国政府によって開発されるもので、今ではデファクトスタンダードとして多くの企業や教育機関で採用されています。今回、ITプレナーズがITIL®を基にしたファンデーションコースを日本市場に向けて提供開始したことは、大きなニュースです。
ITIL®の成り立ちとアップデートの経緯
ITIL®は、2007年にバージョン3がリリースされましたが、その後の利用者からのフィードバックを取り入れて、2011年には新たなバージョンITIL®2011が発表されました。ITIL®2011は、現代のビジネス環境に向けた適応を遂げつつ、基本的な概念や方法論を引き継いでいます。この新しいバージョンに合わせて、認定資格試験も改訂され、今では年間20万人以上が受験する人気の資格です。
日本においては、2013年に全5冊の日本語書籍が出版され、ITIL®ファンデーション認定資格の試験もスタートしました。これにより、日本でも多くのITプロフェッショナルがITIL®の学びを深める機会を得ました。
ITプレナーズの新しいコースの特長
ITプレナーズが展開する新しいITIL®ファンデーションコースは、ITIL®2011のガイドラインに従ったもので、受講者が実務にすぐに活用できるような構成になっています。具体的な特徴は以下の通りです:
- - 実践的な演習:講義の中にケーススタディを取り入れた演習を重視し、リアルな場面を想定した学びを実現。
- - 能動的な参加:受講生がアクティブにコースに参加できるようなシナリオベースの学習設計。
- - eラーニング対応:集合研修だけでなく、オンラインでの学習も可能となっているため、受講者は自分のペースで学ぶことができます。
CEOからのメッセージ
ITプレナーズのCEO Sukhbir Jasujaは、「ITIL®ファンデーションコースをeラーニング形式でも提供することで、多くの受講者が自分のライフスタイルに合わせて学ぶことができるようになります。日本市場にもITIL®の考え方が広がってきており、今後も選択肢を増やしていくことで、さらに多くの人々にこの重要なフレームワークを学んでもらいたいと考えています。」と述べています。
ITプレナーズの概要
ITプレナーズは、2001年に設立以来、ITIL®やPRINCE2®などの教育コンテンツを提供してきた企業です。世界中で展開され、年間40,000名以上にeラーニングや集合研修を通じてITベストプラクティスを教えています。
日本国内においても、2005年からITIL®ファンデーションのeラーニングコースを提供し、多くの企業と提携しています。日本では、ITIL®を学びたい新たな受講者に向けた取り組みを今後も進めていきます。
もしITIL®ファンデーションコースに興味がある方は、ITプレナーズのパートナーへお問い合わせください。詳細なパートナーリストや受講に関する問い合わせは、公式ウェブサイトにて確認できます。