アセンテック株式会社が出展する地方自治情報化推進フェア2025
アセンテック株式会社は、2025年10月8日と9日に幕張メッセで開催される、国内最大の地方自治体向けITフェア「地方自治情報化推進フェア2025」に出展します。このイベントは、地方自治体の情報化推進に関わる数多くの業者が参加し、最新の技術やサービスを紹介する重要な場です。
三層分離の推奨とその課題
今回のフェアで特に注目されるのは、総務省が提唱する「三層分離」の概念です。これは、地方自治体のITシステムを3つのネットワークに分けることを推奨するもので、個人番号(マイナンバー)を利用した業務系、LGWAN接続系、そしてインターネット接続系にそれぞれ分けることで、セキュリティを高めることを目的としています。この取り組みにより、マルウェア感染などのリスクを減少させられますが、同時に職員がPCを複数台管理しなければならないという新たな課題も生じています。
「リモートPCアレイ」の提案
アセンテックは、この課題解決策として新たに「リモートPCアレイ」を展示します。このユニークなソリューションは、複数の物理的なPCカートリッジを一つの筐体に集約し、職員が一台のPCから複数のネットワークに安全かつ効率的にアクセスできるようにするものです。これにより、職員はさまざまなPCを使い分ける必要がなくなり、作業効率の向上が見込まれます。
デモンストレーションの内容
ブースでは、リモートPCアレイの実機を展示し、実際の操作方法のデモンストレーションを行います。また、LGWAN系およびマイナンバー系のネットワーク接続に関するデモも企画しており、来場者は新ガイドラインにそった最新のIT環境を実感できる機会です。
高コストパフォーマンスを誇る「HPE Morpheus VM Essentials」
さらに、VMwareからの移行が注目されている「HPE Morpheus VM Essentials(HVM)」も紹介されます。このハイパーバイザーは、高可用性やスナップショット機能、バックアップなどの重要機能を標準装備しながら、導入コストを大幅に抑えることが可能です。来場者にはHVMの動作を体感できるデモも予定しています。
事業の展望と目標
アセンテックは今後も、金融機関や医療、地方公共団体を対象にした展示会への出展を拡大し、業界特有のニーズに応じた製品展開を進めていく方針です。さらに、顧客導入事例を通じてビジネスの展開を図る意思も強調しています。
地方自治情報化推進フェア2025の詳細
- - 名称: 地方自治情報化推進フェア2025
- - 日時: 2025年10月8日(水)9:30 - 17:30 / 9日(木)9:30 - 17:00
- - 場所: 幕張メッセ 展示ホール9-11
- - 主催: 地方公共団体情報システム機構(J-LIS)
アセンテック株式会社は「簡単、迅速、安全に!」をモットーに、お客様のビジネススタイルの変革に貢献するため、引き続きITソリューションを提供し続けます。私たちとともに最新の技術に触れてみませんか?