無双ARGENTINA C.F.が挑むプロサッカー昇格戦
アルゼンチンのサッカー界に、日本人が設立したプロサッカークラブ「無双ARGENTINA C.F.」が新たな歴史を刻もうとしています。2019年に設立されたこのクラブは、今やアルゼンチンのプロリーグ昇格を目指す重要なステージに立っています。
クラブの成り立ちと目指すもの
無双ARGENTINA C.F.の設立は、日本人ストライカーの育成を根本に置いています。設立者の森山潤氏は、選手としてアルゼンチンに渡った際の経験から、現地のサッカー文化と環境が、選手育成に大きな影響を与えることを痛感しました。特に高いレベルの選手たちと競い合った中で彼は、自らの限界を知り、サッカーの本質を再認識したのです。「ストライカーは育てるものではなく、生まれるものである」という理念を元に、無双ARGENTINA C.F.は日本人選手がアルゼンチンというサッカーの聖地で成長できる環境を作り出しています。
昇格戦の挑戦
無双ARGENTINA C.F.は、2021年11月21日から始まる「Torneo Regional Federal Amateur」への挑戦で、プロ3部リーグ昇格を目指しています。この大会では、全国8つの地域に分かれホーム&アウェイ方式で予選を行い、各地域から1チームが決勝トーナメントに進出します。そして、準決勝まで進んだ4チームがプロ3部へ昇格することができるのです。この昇格戦に日本人が経営するクラブが参加するのは、アルゼンチンのサッカー史においても前例がない大きな挑戦となります。
ストライカー環境の整備
無双ARGENTINA C.F.が目指すのは、日本人選手がアルゼンチンのサッカー文化の中で成長する環境を整え、成功を収めることです。森山氏は、より多くの日本人ストライカーが世界の舞台で活躍できるようなインフラを整備することに情熱を注いでいます。また、教え子たちがのびのびとプレーできるように、無双ARGENTINA C.F.では強力なサポート体制を築いています。
未来の展望
無双ARGENTINA C.F.は、将来的にアルゼンチンだけでなく、世界のサッカーシーンで日本人選手の活躍を促進するための礎を築くことを目指しています。森山氏自身が体験した苦難の数々を逆手に取り、次世代の選手たちには成長の機会を提供し続けたいと考えているのです。そのためにも、サッカーの本場アルゼンチンでの体験を豊富に活かしつつ、日本のサッカー界にも影響を与えられるクラブに成長させていくことが求められます。
無双ARGENTINA C.F.の挑戦は、ただのクラブ活動を超え、日本とアルゼンチンのサッカー界に新たな架け橋を築く重要な取り組みとなることでしょう。これからの活躍に、大いに期待が寄せられています。
株式会社無双ARGENTINA C.F.について
- - 所在地日本:東京都東大和市湖畔1-911-141
- - 所在地アルゼンチン:Gral Rodriguez Argentina
- - 代表取締役:森山 潤
- - 設立:2021年6月
- - URL:公式サイト
サッカー強豪国アルゼンチンで、日本人選手が次々と輝く日が来ることを期待し、無双ARGENTINA C.F.の活動を見守り続けたいと思います。