安心保育への新技術導入
2018-02-28 10:38:54
アイグランが375施設で子どもの安全性向上を目指す新システム導入
アイグランが全375の園で導入する『るくみー午睡チェック』
株式会社アイグランは、全国で運営している375施設において『るくみー午睡チェック』という新たなシステムを導入します。この取り組みは、認可保育園、放課後児童クラブ、企業主導型保育園など様々な形式の保育施設において、園児たちの安眠時の安全性を高め、事故防止に貢献することを目指しています。
『るくみー午睡チェック』の導入背景
少子化が進む中、企業理念として「幸せ造りのお手伝い」を掲げるアイグランは、子どもたちの健やかな成長を支えるために新たな環境を整備しています。今回導入される『るくみー午睡チェック』は、保育士が午睡中の園児の安全を確保するための重要なシステムとなります。
このシステムの主な役割は、午睡中に園児の身体の向きや呼吸を監視し、その状況を定期的に記録することです。これにより、乳幼児突然死症候群(SIDS)を含む睡眠中の事故を防ぐことが期待されています。特に0歳児については、5分ごとにチェックを行い、その状況を手書きのチェックシートに記録する形式が採用されています。
自動記録機能が保育士の負担を軽減
ユニファが開発した『るくみー午睡チェック』は、保育園専用のシステムであり、他にはない自動記録機能を備えています。これによって、保育士の手書きによる作業が軽減され、特に24時間営業の院内保育所において、その負担を大幅に減少させることが可能となります。この取り組みは、保育質の向上と業務効率の両立に貢献します。
また、国や地方自治体の補助金支援も受け、保育施設での安全性を高める備品の購入や設置が進められています。これにより、スムーズに『るくみー午睡チェック』の導入が実現しました。
代表取締役のコメント
アイグランの代表取締役、重道泰造氏は、保護者が安心して働ける環境づくりについて言及しました。IT技術を活用することで、より透明性のある安全性を提供できると考え、初期段階から『るくみー午睡チェック』の実証実験に協力しています。また、保育士の業務負担の軽減や保育の質向上に寄与することから導入を決定したと述べています。
重道氏は、「アイグランの『アイ』は子どもたちへの『愛』です。ITと人の目で子どもたちを見守り、保育の時間をより安全で充実したものにしたい。」と強調しています。今後は、ユニファとの共同企画や協業も検討しており、保育の質向上に努めていくとしています。
結論
このように、アイグランの全375施設に導入される『るくみー午睡チェック』は、保育の安全性と質向上を同時に実現する重要なステップです。子どもたちが安心して成長できる環境を整えるために、今後もアイグランは尽力していくでしょう。
会社情報
- 会社名
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ユニファ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区富士見1-8-19住友不動産千代田富士見ビル2階
- 電話番号
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