Panaya Japanとコスモルートの新たな協業
2023年、Panaya Japanはコスモルートと共に、SAPマイグレーション支援に向けた戦略的な協業を発表しました。このパートナーシップは、2027年までのSAPの保守期限に備え、日本国内の企業が直面する課題を解決することを目的としています。
協業の背景:迫る2027年問題
SAP ERPのバージョンアップに際し、多くの企業は2027年問題に直面しています。多くの日本企業はS/4HANAに移行する必要がありますが、既存のカスタマイズの影響を把握することができず、プロジェクトの遅延というリスクを抱えています。この混沌とした状況を打開するため、Panayaとコスモルートは手を携えることに決めました。
これにより、両社の持つ知見と技術を結集し、企業がデータに基づいて自らの移行プロジェクトを管理できる環境を整えることを目指しています。コスモルートは、これまでの実績を活かし、ユーザーが2027年までの転換ポイントをスムーズに迎えられるようにサポートします。
新サービスの内容
1. SAP影響分析アセスメントサービス
2026年4月から提供が予定されているこのサービスでは、Panayaの高度な解析ツールを用いて、現状のSAP環境を徹底的に分析します。必要な修正や不要なオブジェクト、テストの範囲を的確に特定することで、企業が次のステップを安心して進めるよう支援します。これに加え、コスモルートのコンサルタントが関与し、根拠に基づいた提案依頼書(RFP)の作成も手助けしています。
2. スマートテストデリバリサービス
同じく2026年4月からの提供を計画しているこのサービスは、マイグレーション工程でのテスト作業を効率化します。重要な品質を担保しながら、テスト工程の可視化と資産化を実現することで、企業の負担を軽減します。
両社の期待する未来
Panaya Ltd.のカントリーマネージャー、山岡英明氏は「日本市場におけるコスモルートとの協業を非常に嬉しく思っています。効果的な影響分析とスマートテストの手法を通じて、企業が2027年問題を乗り越え、S/4HANAの持つ価値を最大限に引き出せるよう取り組みます」とコメントしています。
一方、コスモルートの取締役副社長、高橋洋一氏も「我々のコンサルティング実績とPanayaの先進技術を融合させることで、プロジェクトの知識を資産として生かすことが期待できます」と述べ、協業の意義を強調しています。
将来の展望
両社は、2027年3月末までに、国内大手企業の20社への導入を目指しています。加えて、共催セミナーやホワイトペーパーの公開を通じて、データドリブンなSAP移行の必要性を広める活動も行う予定です。この新しい取り組みにより、SAPマイグレーションの課題を克服し、企業がさらなる成長を遂げる手助けをすることでしょう。
Panaya Ltd.について
Panaya Ltd.は、クラウドベースの影響分析やスマートテストを提供する企業であり、世界中で3,000社以上の実績を持ち、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速化しています。
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コスモルートについて
コスモルートは、ITコンサルティングからシステム開発、運用保守まで幅広いサービスを提供する企業であり、その理念の下で社会に貢献しています。
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