東海大学、授業運営効率化に成功！日立GPのシステム導入事例

東海大学、日立GPの授業支援システム導入で授業運営を効率化

東海大学は、日立公共システムエンジニアリング株式会社（日立GP）が提供する大学向け授業支援システム「IT's class.」を導入し、授業運営の効率化に成功しました。約3万人の学生を抱える10キャンパスへの導入により、教員の業務負担を大幅に軽減することに貢献しています。

IT's class.とは？

「IT's class.」は、大学の授業運営における様々な管理業務をWebシステム上で効率化するシステムです。教材配布、予習復習内容の提示、出席管理、レポート管理など、教員の負担となっていた多くの作業を簡素化します。

さらに、ディスカッション機能やアンケート機能、テスト機能などを搭載。学生の理解度を深め、教員とのコミュニケーション活性化にも貢献します。すでに国内の多くの大学で導入実績があり、その効果が実証されています。

東海大学の取り組み

1942年創立の東海大学は、「文理融合」の教育方針を掲げ、幅広い視野と柔軟な発想力を持つ人材育成に力を入れています。北海道から九州まで10キャンパスを展開し、約3万人の学生と約2800人の教職員を擁する日本最大規模の総合大学です。

2011年、東海大学総合情報センターは全学的な授業支援システムの更改を行い、「IT's class.」を導入しました。選定の決め手となったのは、システムの豊富な機能と、専門知識がなくても直感的に操作できる使いやすさです。

IT's class.の機能

「IT's class.」は、以下の機能を提供することで、効率的な授業運営をサポートします。

コミュニケーション機能: 授業情報の共有、予習・復習内容の提示、欠席者へのフォローアップなど、教員と学生間の円滑なコミュニケーションを促進します。
教材提供機能: 教員は簡単に授業資料をアップロードし、学生はいつでも閲覧・ダウンロードできます。
レポート機能: 学生はオンラインでレポートを提出、教員は評価コメントを付与して返却できます。提出状況の一覧表示やCSVダウンロードも可能です。
テスト・アンケート機能: Web上でテストやアンケートを作成、解答時間制限の設定や自動採点も可能です。回答結果の集計やCSVダウンロードにも対応しています。

IT's class.の特長

「IT's class.」は、以下の特長を備えています。

多様なクライアント環境に対応
ニーズに合わせた機能選択が可能
アクセス集中にも対応できる安定性
ユーザー情報の一括登録
モバイル・英語対応（選択機能）
大学の統一認証サーバーとの連携

まとめ

東海大学における「IT's class.」の導入は、大規模大学における授業運営の効率化に大きな成功をもたらしました。本システムは、教員の業務負担軽減と学生の学習環境改善に貢献し、日本の高等教育の発展に寄与する可能性を秘めています。日立GPは今後も、教育機関のニーズに対応したシステムを提供し続けるでしょう。