True Dataと日販テクシード、コスト適正化でDX推進のパートナーシップを締結

True Dataと日販テクシードの新たな連携

株式会社True Data（東京都港区）は、出版取次大手の日販テクシード株式会社（東京都中央区）と提携し、間接材コスト適正化支援サービスを提供することを発表しました。このパートナーシップにより、幅広い業種の企業に対して、コスト削減とデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を同時に行うことを目指しています。

1. 企業のDX投資の障壁

企業のDX投資が進んでいる中で、「魅力的なソリューションがあっても原資が不足している」「予算がすでに決まってしまった」といった声が多く上がっています。これらの状況は、企業がどれだけ優れた技術やソリューションを持っていたとしても、投資への障害となることがあります。

このパートナーシップは、そうした課題を解決することを目的としています。日販テクシードがTrue Dataの提供する間接材コスト適正化支援を介して、企業が経費を見直すことで生まれる資金をDX投資に振り向けられるよう提案しています。具体的には、間接材のコスト削減を通じて、企業価値の向上へとつなげる試みです。

2. サービスの特徴

True Dataの支援サービスは、総勘定元帳などのデータを活用し、企業が取り組むべき品目の決定から購買実態の把握、適正化シナリオの策定までを一貫して行います。これにより、業務委託費や水道光熱費、消耗品費などの間接材コストを適正化し、持続可能な仕組みを作るためのサポートを提供します。

実際のコスト削減効果は大きなメリットを伴います。例えば、営業利益率が5%の場合、100万円のコスト削減は、売上高2,000万円増に相当する利益を生むことになります。True Dataは400社以上のコスト削減実績を有し、様々な業種において支援を行っています。