2018年 小1の夢
2018-04-04 14:05:03
2018年版 小学1年生の夢、男の子はスポーツ選手、女の子はケーキ屋
夢の職業に関する調査結果
2018年版の調査によると、新小学1年生の夢について興味深いデータが得られました。男の子が将来就きたい職業では、20年連続で「スポーツ選手」が1位を獲得しています。女の子の1位は「ケーキ屋・パン屋」で、こちらも同様に20年連続の栄光です。
男の子の将来の夢
男の子の夢の中でトップに君臨する「スポーツ選手」は、その内訳を見ると「サッカー」が54.9%を占めて圧倒的な人気を誇ります。次に「野球」が24.1%で続き、昨年から6.3%も回復した形です。大谷翔平選手や清宮幸太郎選手の影響もあるかもしれません。
また、「バスケットボール」は過去最高の2.2%に達しており、これはBリーグの影響と見られます。さらに最近のトレンドとして、「ユーチューバー」が15位に初めて食い込み、新しい職業としての注目度が伺えます。
「医師」と「研究者」の関心が高まっており、特に「医師」は4.5%で過去最高に。今回は「フライトドクター」といった響きも見受けられ、やはり多様な職業への興味が表れています。
女の子の夢
一方、女の子が選ぶ将来の夢の1位は今年も「ケーキ屋・パン屋」です。特に「ケーキ屋」と「パティシエ」が84.6%を占め、スイーツ愛好者が多いことに注目が集まります。医療系も勢いがあり、「医師」は4.6%と過去最高を記録しました。
3位に「看護師」がランクインしていて、昨年からの上昇が見られます。さらに「美容師」も8位に入り、10代の女の子たちがオシャレな職業にも興味を持っている様子が伺えます。
親の視点
親たちの意見も調査されていますが、男の子の親が選ぶ「就かせたい職業」では1位が「公務員」でした。この人気は年々高まっており、22.3%という比率を記録しています。2位には「医師」が入り、3位は「スポーツ選手」という結果でした。
女の子の親においては、上位5つのうち4つが医療系職種を占め、「看護師」や「薬剤師」など、医療関係の人気が分かります。逆に「保育士」の数は20年前に比べて半減しており、その背景には待遇などの問題が影を落としているようです。
まとめ
2018年の調査結果は、子どもたちの夢や親の希望を非常に明確に示しました。スポーツ選手やケーキ屋といった職業は、この世代特有の憧れを反映しています。そして親たちの選択には、より実利的な視点が色濃く影響しているのがわかります。これからの日本社会において、夢を持つ子どもたちとそれを支える親の役割は、ますます重要になっていくことでしょう。
会社情報
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株式会社クラレ
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