ソニー主催「大切な人のワクワクをつくるしかけコンテスト」受賞作品発表
ソニーが主催する「大切な人のワクワクをつくるしかけコンテスト」が今年も多くの子どもたちの参加を受けて盛況のうちに終了しました。このコンテストは「CurioStepサマーチャレンジ2024」の一環として行われ、子どもたちの創造力やプログラミング的思考を育む目的で開催されています。今年も全国から寄せられた数多くの応募作品の中から特に優れた5作品が受賞しました。
受賞作品の概要
受賞作品は以下の3つの観点から評価されました:
1. 発想や着眼点がユニークであること。
2. “しかけ”の動きやプログラミングに創意工夫があること。
3. 大切な人を想う気持ちが込められていること。
小学校低学年部門最優秀賞「勇者の剣」
この作品は、夜のトイレを怖がる弟のために勇気を与えるしかけを考えました。ゲームの中のようなカッコいい剣を光らせることで、弟は一人でトイレに行けるようになったとのこと。審査員からは、弟の恐怖を理解し、それを克服するための努力が素晴らしいと評価されました。
小学校高学年・中学生部門最優秀賞「おみやげ算コロコロ計算機」
友達に算数を教えるための計算機を自作した作品です。パチンコ玉や木の板を使い、アナログで「プログラミング的思考」に基づいた仕組みを作り上げました。審査員は、そのアイデアの斬新さと算数が楽しくなる可能性に注目しました。
グレートアイデア賞「ホリホリナゾ解きゲーム」
この作品は、運動不足のお母さんが楽しみながら体を動かすことができるアイデアが詰まっています。指令に従って運動しながら謎解きを楽しむ仕組みです。お母さんへの誕生日メッセージが最後に用意されている点も、サプライズとして評価されました。
クールギミック賞「パパとぼくのプログラミングサーキット」
親子で楽しむサーキットゲームを創り上げた作品です。実際の車を模したプログラムを使い、サーキットの動きをリアルに再現しています。お父さんのワクワク感が詰まった評価を受けました。
ワンダフルわくわく賞「妹が絶対勝てるジャンケンそうちを作ってみた!!」
ゲームができない妹のために作られた声だけで操作できるジャンケンのしかけです。家族の温かい思いが込められており、審査員もその優しさに感動しました。
審査員のコメント
審査員の松丸亮吾氏は、年々作品のレベルが上がっていると感じており、子どもたちの新たな発想にワクワクしたと述べています。また、力を注いで作られた作品が多く、今後の成長に期待を寄せています。審査員の小森勇太氏も、具体的な表現力の向上を評価し、シッピー光氏は多様な作品に刺激を受けたとのことです。
まとめ
このコンテストを通じて、子どもたちが大切な人のことを思い、創意工夫する姿は感動的です。受賞作品の詳細や動画は
こちらの公式サイトでご覧いただけます。また、今年のCurioStepサマーチャレンジの活動内容についても、ぜひチェックしてください。