那須塩原の田んぼアート
2025-06-27 11:44:01

那須塩原市で楽しむ夏の風物詩「田んぼアート」の魅力と新展開

那須塩原市で開催される「田んぼアート」は、今年で15年の歴史を持つ、夏の恒例イベントです。このイベントが取り組むのは、田んぼを使ったアートの表現で、地域の風景と文化が一体化しており、大人気の観光スポットとなっています。今年は新たに第二会場が開放され、複数の魅力的なデザインが登場しています。

第二会場の新たなデザイン


新しく公開された第二会場では、2025年に開業予定の宇都宮市と芳賀町を結ぶ「宇都宮ライトライン」がテーマに選ばれています。この次世代型路面電車は、バリアフリー設計や快適な乗り心地で多くの利用者から支持を受けています。そして、宇都宮市の公式キャラ「ミヤリー」と、芳賀町の「はがまるくん」も一緒に描かれ、地域の活気あふれる様子が表現されています。これらのデザインは、色鮮やかな8種類の稲によって描かれており、迫力満点のアートに仕上がっています。

今年のテーマ「近くて遠い」


今年の田んぼアートは「近くて遠い」というテーマを掲げています。このテーマは、手の届きそうで届かない距離感や、身近に感じながらもなかなか交わらない存在を表現します。特に「富士山」をモチーフにしたデザインは、憧れでありながら未訪の地という矛盾を際立たせています。また、稲の成長と共に現れる隠れた仕掛けがあったりと、見ごたえのある作品となっています。

制作者の思い


田んぼアートの制作者である中野登喜男さんは、15年の活動を振り返り、「天候と仲良く付き合いながら、これまで続けてこられた」と振り返ります。地域活性化に繋げるための思いを胸に、さらなる作品作りに励んでいます。中野さんの情熱が、田んぼアートに生命を吹き込んでいるのです。

第一会場の見どころも


新たな第二会場の他に、既に公開の第一会場も見逃せません。6月11日から先行公開されており、現在は最も豊かな色合いを見せています。こちらでは栃木県が運営する「とちぎ結婚支援センター」のマスコットキャラクターが描かれています。温かみのある可愛らしいアートが、多くの観光客を楽しませています。

最後に


今年の田んぼアートは、地元の魅力を引き出すとともに、訪れる人々に感動を与える作品ばかりです。那須塩原市の自然の中で楽しむこの巨大アートは、ただの観光名所ではなく、地域の人々の思いや文化を体感できる場所でもあります。ぜひ、機会を作って現地を訪れ、この「巨大な物語」を実際に体験してみてはいかがでしょうか。稲の成長と共に変化するアートの様子は、いつ来ても新しい発見があります。どうぞお楽しみに!


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会社情報

会社名
一般社団法人 那須塩原市観光局
住所
栃木県那須塩原市関谷448-4
電話番号
0287-46-5326

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