永賢組、がんリスク検査の導入を発表
株式会社永賢組が2025年2月より、尿を採取するだけで簡単に行える「マイシグナル・スキャン」を全額会社負担で導入することを発表しました。この取り組みは、社員の健康維持を目的としており、大きな注目を集めています。
健康への積極的な取り組み
永賢組は創業以来、地域社会の問題解決に尽力する企業として知られています。創業当初から「一遇を照らす」という理念を掲げており、社員の健康を守ることが企業のパフォーマンス向上に繋がると考えています。これまでにも、人間ドックや脳ドックの全社員受診を会社負担で行ってきた経緯があり、健康管理への取り組みを強化してきました。
特に、先代や社員ががんによって命を落とした経験から、がんの予防と早期発見を重視し、より効果的な検査を導入することが求められました。その一環として、「マイシグナル・スキャン」が選ばれました。この検査は、がんのリスクをステージ1から検出可能で、特にすい臓がんを含む7つのがん種に対応しています。
代表の想い
代表取締役の永草孝憲氏は、「マイシグナル・スキャン」の導入にあたり、社員の健康を最優先に考えていると語ります。健康であることが自己実現やお客様に最高のパフォーマンスを提供する土台になるため、早期発見の重要性を強く感じた結果だといいます。
氏の過去の経験から、病気を早期に見つけることの大切さを認識し、社員が安心して職務に従事できる環境を確保したいとの強い想いがあります。また、彼は「マイシグナル・スキャン」を導入することで、グループ全体が成長し、社員の健康とともに地域社会の幸福に貢献できると信じています。
マイシグナル・スキャンとは
「マイシグナル・スキャン」は、2018年に名古屋大学発のベンチャー企業である株式会社Craifが提供するがんリスク検査シリーズの一つです。このシリーズは、尿やだ液を用いてがんリスクを負担なく評価することができ、発症予防や早期発見を目指すことが可能です。
この検査の特筆すべき点は、痛みを伴わずに自宅でも行える点です。尿の採取のみで、がんのリスクをチェックできるため、全社員が気軽に利用できる体制が整います。
対応がん種と導入背景
「マイシグナル・スキャン」では、大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がんの7種に対応しており、様々ながんの早期発見に寄与します。
永賢組は、地域の様々な問題解決に貢献するだけでなく、社員の健康を守ることでも社会に影響を与える企業として、新たな一歩を踏み出そうとしています。今後も人材の健康を守るための施策を継続していくことで、地域との信頼関係を更に深めていくことを目指しています。
最後に
健康が第一であるという理念のもと、社員のリスク管理を徹底し、より良い労働環境を実現するために、永賢組は今後も様々な施策の導入を進めていくことでしょう。健康経営は、社員の幸福だけでなく、組織全体の成長につながる重要な要素であることを明確に示しています。
会社概要
- - 会社名:株式会社永賢組
- - 設立年:1955年
- - 本社所在地:愛知県春日井市堀ノ内町4丁目1-20
- - 事業内容:建築、土木、不動産事業などの幅広い業務を展開