KUNの新たな音楽的旅
中国出身のアーティストKUN(クン/ツァイ・シュークン)が、自らの名前を冠した英語デビューアルバム『KUN』を2月6日にリリースしました。このアルバムは、彼のクリエイティブな旅の集大成と位置づけられ、88risingレーベルから発表されました。KUNは歌手としてだけでなく、プロデューサーやファッションアイコンとしても注目を集めていますが、本作では彼が真に音楽に情熱を注ぐ姿を感じることができます。
音楽的アプローチ
『KUN』はロック、ソウル、ジャズ、ポップ、R&Bなどの多様なジャンルを横断し、アメリカ音楽の深いルーツを感じさせる作品です。このアルバムには、グラミー賞ノミネートバンドのFree Nationalsも参加しており、彼らとの共演によってさらに深みのあるサウンドが生まれています。全11曲から成るこのアルバムでは、KUNの広範なボーカルレンジが存分に発揮されています。
KUN自身が全ての楽曲の共同作詞・共同プロデューサーを務めており、彼の芸術的なビジョンが反映されています。KUNは以前、周囲の期待に応えようとしていた時期がありましたが、今回は自分が本当に歌いたいことを見つけ出し、ヴィンテージなレコードや古い映画からインスピレーションを受けた音楽を成立させています。
彼は、古典的なメロディに強く惹かれており、その感情を未来に繋げる音楽を作りたいと語っています。「世代や文化を超えて共鳴し、すべての人に届く音楽を作りたい」との思いが詰まったアルバムです。
収録楽曲の魅力
アルバムには人気シングルも収録されています。「What a Day」はオールド・ハリウッド・ミュージカルにインスパイアを受け、レトロソウルのポップ・グルーヴに仕上げられています。また、「Deadman」はKUNの国際的なデビュー曲、そして「Jasmine」はファンクの影響を受けたロマンチックなナンバーです。これらの楽曲は、それぞれのストーリーを持ちながらも、KUNというアーティストの個性を際立たせています。
文化的影響力とパフォーマンス
KUNはストリーミングサービスで記録を更新し、Billboardからも多くの表彰を受けています。最近のLA「The Fonda」での公演は完売し、ニューヨークとLAで行われた「Head In The Clouds」フェスでも圧巻のパフォーマンスを披露しました。その強力なステージングにより、彼の影響力はますます広がっています。
ファッションアイコンとしてのKUN
音楽だけに留まらず、KUNはファッション界でも注目されています。マルジェラやミュグレー、シャーロット・ティルブリーなどのグローバルアンバサダーとしても活躍しており、プラダやタグ・ホイヤー、ジバンシィなどのブランドモデルとしても知られています。フォーブスやBusiness of Fashionにもその名が挙がり、現代のグローバルアーティストとして独自のスタイルを持ち続けていることが伺えます。
まとめ
KUNの英語デビューアルバム『KUN』は、その音楽的な深さと多様性だけでなく、彼自身の成長と変化を映し出す作品です。彼の音楽はただ聴くものではなく、世代や文化を超えて人々を繋げる力を持っています。これからのKUNの活躍がますます楽しみです。
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