岐阜市に誕生、障がい者が選べるグループホームの新モデル
2026年4月、岐阜市に新しい形のグループホーム「ゆいまちとひとり」がオープンします。本施設は、障がいのある方々が自らの好みに合った部屋を選べる、全国初の試みとして注目を集めています。「障がいがあっても、好きな街で、好きな人と、暮らす」というコンセプトのもと、入居者に居心地の良い空間を提供することを目指しています。
従来の課題を解決するグループホーム
近年、障がい者の数は増加しており、全国で約1,160万人がその対象となっています(内閣府「令和5年版障害者白書」)。しかし、グループホームの利用者は取得に苦労しており、特に入居者が希望する住まいの条件を満たすことが難しいという現実があります。実際、調査によると、多くの大家が障がい者の入居に対して拒否感を感じているため、障がい者は住む場所を選ぶ権利を奪われているのです。
「ゆいまちとひとり」では、このような状況を変えるために、地域に根ざした不動産会社の強みと、インテリアスタイリストとしての知識を結集しました。入居希望者は、様々なインテリアスタイルの部屋から自分に合った住空間を選ぶことができるため、心地よい暮らしをスタートさせることができます。
安心して暮らせる環境
このグループホームの最大の魅力は、完全個室でプライバシーを守りつつも、夜間にはサポートスタッフが常駐するという点です。入居者は一人きりではなく、必要なときには支援を受けられる安心感があります。さらに、家賃自己負担は月9,900円からと、岐阜市内でも最安値級の価格を実現しており、経済的な問題で諦めていた方でも安心して利用することが可能です。
「与えられた部屋」から「選ぶ部屋」へ
島崎慎吾代表は、障がい者の住まい問題に直面し、自らの不動産業界での経験を生かして、グループホームの新しい形を模索しました。本施設では、部屋ごとに異なるインテリアスタイルを施し、入居者は自分の好みに合った部屋を選ぶことができます。彼の信念は、単に「住む場所」だけではなく、「友達を呼びたくなる、お気に入りの部屋」を届けることです。
地域に新たな光を
「ゆいまちとひとり」によって、障がいのある方々の生活がより選択肢に満ちたものとなることが期待されています。特に、個々の好みや生活リズムに応じたサポートが提供されることで、自立した生活をサポートする環境が整っていきます。
今年の4月にオープンする本施設は、障がい者雇用の促進や地域での受け入れを進める上でも重要な役割を果たすことになるでしょう。この新しい取り組みが、多くの人々に希望を与えることを願っています。
代表者の思い
島崎代表は「50件の拒否を受けても諦めなかった理由、それは障がいがあっても好きな街に住む権利を証明し続けることが必要だと信じたから」と語ります。福祉と不動産の両方の知識を活用し、新たな挑戦を続けています。彼が手掛ける「ゆいまちとひとり」は、障がい者が安心して自分らしい暮らしを実現できる場として期待されているのです。