中学1年生が体験した田植えイベント
2023年5月7日、東京都練馬区にある学校法人山崎学園富士見中学校高等学校で、中学1年生約250名が田植え体験に参加しました。このイベントには、株式会社ヤマタネの社長である河原田岩夫がゲスト講師として招かれ、同社の精米工程についての講演が行われました。
参加学生たちは、まず印西精米センターでの最新の精米技術と、その環境配慮型の生産方法についての動画を見ました。このプレゼンテーションでは、コメ生産における高齢化や後継者不足といった問題も取り上げられ、産地が直面する現状について深く考えるきっかけとなりました。
講演後のワークショップについて
講演の後には、「おコメが抱える問題について考える」と題したワークショップが行われました。学生たちはグループに分かれて、コメの生産や消費に関する問題について議論しました。このワークショップを通じて、学生たちはコメに対する理解を深め、持続可能な農業について考えさせられる貴重な経験を得ました。
山崎学園の教育方針と取り組み
富士見中学校では、創業者である山崎種二が設立した1940年以来、女性教育に力を入れています。特に、全6年間を通じて探究プログラムを設けており、中学1年生は「問う」スキルを身に付けることを重点的に学ぶカリキュラムが組まれています。コメを題材とすることで、生徒たちは食料問題や環境保護に対する意識を高めることを目指しています。このたびのヤマタネとの連携も、その一環として行われました。
今後の展望と取り組み
ヤマタネは、今後も山崎学園との連携を強化しながら、学生たちがコメの生産に興味を持ち、持続可能な農業への理解を深めるための取り組みを続けていく方針です。大学や高校などの教育機関とも連携し、未来の農業を担う人材の育成に貢献したいと考えています。
お問い合わせ先
本件に関するご質問や詳細については、株式会社ヤマタネの経営企画部広報担当(電話:03-3820-1116、Eメール:
[email protected])までご連絡ください。