こうの史代氏描き下ろしのナップサックが参加賞に決定！福知山マラソン2025

福知山マラソン2025の特別参加賞、こうの史代氏の魅力的なイラストナップサック

2025年11月23日、京都府福知山市で開催される「第33回福知山マラソン」のファンラン参加賞が、福知山市在住の漫画家、こうの史代さんによる描き下ろしイラストが施されたナップサックに決定しました。この決定は、こうのさんと福知山の特別な関係をもとに実現したものです。

こうの史代の作品と画風

こうの史代さんは、「この世界の片隅に」や「夕凪の街桜の国」といった名作で知られる漫画家です。彼女は2016年に福知山市に移住し、地域への愛着を強めています。2025年は、こうのさんにとって漫画家生活30周年の特別な年であり、4月には福知山を舞台とした最新作「空色心経」を発表し、注目を集めました。展覧会「こうの史代展」も開催中で、過去最大規模の作品が展示されています。

福知山マラソンの魅力

福知山マラソンは、市民の温かい応援の中で実施される人気のマラソン大会で、全国から多くのランナーが集まります。特に、ファンランとして用意された2km、3km、3kmペアのコースは、親子や初心者でも安心して楽しめる内容となっています。こうのさんが参加し、その体験を自身のブログでも描いている様子は、多くの人に親しまれています。

描き下ろしイラストの制作過程

こうの史代さんは、イラストの制作をライブペインティングという形で公開します。2025年7月12日には福知山市丹波生活衣館で実施予定で、彼女が実際にナップサックに使用されるイラストを描く過程を間近で見ることができる貴重な機会です。観覧は無料で、予約も不要です。このイベントに参加することで、こうのさんのアートに触れるだけでなく、福知山マラソンへの熱い思いを感じることができるでしょう。

参加賞詳細

ファンラン参加者には、こうの史代さんが描く親しみのあるイラストがプリントされたナップサックが進呈されます。ナップサックのサイズは、高さ53cm、幅42cmで、子どもや大人が普段使いしやすいデザインになる予定です。また、印刷されるイラストの色やサイズについては、今後こうのさんと相談して決定し、改めて発表されます。

こうの史代展の開催

こうの史代さんの30周年を記念した展覧会は、2025年6月8日から7月27日まで福知山市佐藤太清記念美術館で開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください。大ヒット作の原画や初公開の映像が展示されるほか、福知山の名所や文化を感じることができる作品もたくさん展示されています。

福知山市の取り組み

福知山市はこうの史代さんとのコラボレーションを通じて、地域活性化を目指しており、彼女のアートプロジェクトは市民に多くの喜びと刺激を与えています。このように、こうのさんが地域に密着した活動を続けることで、福知山市の文化もさらに色彩豊かになっていくことでしょう。福知山マラソンだけでなく、こうの史代さんの活動にも注目して、ぜひ応援していきたいですね。

さて、2025年の福知山マラソン、期待が高まるばかりです。どうぞ、皆さんもこの特別な大会への参加を検討してみてはいかがでしょうか。参加申し込みは福知山マラソンの公式サイトからできるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください！