新たな水産物流通の時代到来！ジャストプランニングとSIFOの提携

2023年、株式会社ジャストプランニングと株式会社SIFOが資本業務提携を結んだことが発表されました。この提携は、両社の持つ強みを活かし、革新的な水産物流通プラットフォームの発展を目指すものです。

資本業務提携の背景

株式会社ジャストプランニング（本社：東京都大田区、代表取締役社長：酒井敬）は、30年以上の歴史を持つ飲食・小売企業向けの店舗管理システム「まかせてネット」を展開し、業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進してきました。一方、株式会社SIFO（本社：東京都中央区、代表取締役社長：岡本崇司）は、新しい水産物流通プラットフォーム「ブルーフォーラム」を展開し、全国の漁業者とのネットワークを構築しています。

この提携により、ジャストプランニングはSIFOから3,000株を取得し、SIFO社の発行済株式の8.2％を保有することになります。これにより両社はともに、飲食・小売業界に新しい付加価値を提供し、顧客基盤をさらに強化していく意向です。

具体的な業務提携内容

業務提携の具体的な内容としては、以下のような協業が挙げられます。

1. 双方が持つ顧客ネットワークを活かし、飲食・小売企業へのサービス提供を強化する。
2. 「ブルーフォーラム」システムに関するシステムソリューションの提供。
3. 「ブルーフォーラム」の物流システムに関して、ジャストプランニンググループのソリューションを提供する。

この協業により、全国の漁業者の水揚げ情報を駆使した発注機能のDX化や、漁港から店舗までの物流システムの最適化に取り組む予定です。これにより、飲食企業や小売企業における水産物流通の付加価値を向上させ、企業のブランド力と価値のさらなる増大を目指します。

将来のビジョン

さらに、ジャストプランニングは、「まかせてネット」で蓄積された売上や勤怠、発注データ等を多様に活用することを計画しています。将来的には、AIを駆使して水産物流通におけるトレーサビリティーの強化や需要予測、ダイナミックプライシングの導入などが考えられています。

これらの取り組みを通じて、三方良しの「食」の未来を支えるとともに、企業成長の一助となることを目指しています。