日本発「顔タイプ診断」がアジアでの支持を広げる新たな動き

日本初のメソッド「顔タイプ診断」が、アジアにおいて急速に広がりを見せています。一般社団法人日本顔タイプ診断協会が主催する特別セミナーが2025年8月、韓国の釜山で開催され、ここには美容やファッション業界の専門家らが31名参加しました。このセミナーは参加者に対し、顔のタイプを診断する技術を実践的に学ぶ場となり、参加者からは「すぐに資格を取得したい」という声が多数寄せられました。この反響からも、韓国における顔タイプ診断の人気と関心の高さが伺えます。

韓国での反響と海外展開の実績

顔タイプ診断は、日本発の「外見分析メソッド」として注目を集めています。特に、2025年1月に代表理事である岡田実子の著書が韓国で翻訳されて出版されたことは、韓国市場における大きな話題を呼びました。また、韓国では初の認定講師も誕生し、資格講座「顔タイプアドバイザー1級」がスタートしています。これまでには次のような海外展開が進んでいます：

- 中国、台湾、香港でも展開
- 台湾で5名、香港で1名の現地認定講師が誕生
- 現地での「顔タイプアドバイザー1級」資格講座が開始
- 著書が韓国、中国、台湾で翻訳出版され、広範に読まれている

顔タイプ診断とは

この「顔タイプ診断」とは、顔の輪郭やパーツを客観的に分析して8つのタイプに分類する、日本顔タイプ診断協会独自のメソッドです。この方法によって、参加者は「似合う服・髪型・メイク」を理論的に導き出すことができ、外見の印象をポジティブに活かすことが目的となります。この手法は自己理解や自己肯定感の向上、多様性の理解を促進するため、教育現場や企業研修、さらにはファッション業界でも導入が進んでいます。

今後の展望

日本顔タイプ診断協会は、韓国、台湾、香港の広がりを足掛かりにし、今後はアジア全域への普及を図っていく方針です。現地の認定講師との連携を強化し、その国の文化に寄り添った講座を展開することでや、「自分の個性を知り、活かす文化」の醸成を目指しています。

代表理事・岡田実子の紹介

岡田実子はイメージコンサルタントとして2005年に起業し、2016年には銀座にイメージコンサルタントスクール「HAPPY SPIRAL Academy」を設立しました。2017年には日本初となる、顔を8つのタイプに分類する理論である「顔タイプ診断」を提唱し、一般社団法人日本顔タイプ診断協会の代表理事としても活動しています。現在までに、顔タイプ診断、パーソナルカラー診断、骨格診断、パーソナルスタイリストなどの専門家を育成しており、その人気はメディアでも何度も取り上げられるほどです。また、2022年にはZ世代が選ぶトレンドで3位にも選出されています。彼女の著書には「顔タイプ診断で見つかる本当に似合う服」や「自分史上最高のキレイが手に入る顔タイプメイク」があります。