トンネル作業の自動化
2026-03-18 12:43:10
安藤ハザマとコベルコ建機がトンネル作業の自動化技術を実証
新たな挑戦:トンネルにおける自動化技術
安藤ハザマとコベルコ建機株式会社は、トンネル工事現場でのあたり取り作業の自動化技術を開発し、実証実験を行いました。今回の実証実験は、建設業界における自動運転技術の進展を象徴するものであり、労働環境の安全性と生産性を向上させることを目的としています。
1. 自動化の必要性
建設業界では、労働力不足や安全確保が課題となっています。特に、山岳トンネル工事では発破後に生じる切羽岩盤の凸凹を処理するあたり取り作業が行われますが、従来はオペレーターと作業員の2名が同時に現場にいる必要があり、その際にはリスクも伴います。国土交通省もトンネル工事のオートメーション化に向けた取り組みを進めており、自動施工技術の導入が急務とされています。
2. あたり取り自動化技術の概要
今回開発された技術は、自動運転システムを搭載したブレーカーショベルにあたり検知システムを組み合わせ、これにより作業を自動で行うものです。このシステムでは、ブレーカーショベルの位置情報やあたり箇所を検知し、最適な動作を算出します。また、自動運転の際は走行することなく、同じ位置で旋回やアーム操作を行うことで、安全かつ効率的に作業を実施できます。
3. 実証実験の成果
トンネル現場での実証実験では、あたり箇所を自動で検知し、ブレーカーショベルによる除去の一連の作業が確認されました。無人のブレーカーショベルを用いて常にタブレットから指示が行え、作業をリアルタイムで監視できる体制も整いました。この結果、自動運転における動作の課題を抽出し、今後の改良点が明らかとなりました。また、狭い空間での操作においても、安全を保ちながら正確に作業が行えることが確認されました。
4. 未来への展望
安藤ハザマとコベルコ建機は、今回の成果をもとにさらなる技術開発を進めていく方針です。今後は、遠隔操作も融合させた自動施工技術を導入し、あたり取り作業による施工の安全性をさらに高めていく予定です。両社の協力により、建設業界における革新的な進展が期待されています。生産性の向上とともに、現場の安全が確実に向上することが望まれています。
トンネル工事における自動化は、今後の建設業の変革を促す一大プロジェクトです。安藤ハザマとコベルコ建機の技術革新の進展が、他の分野にも波及効果を持つことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
安藤ハザマ、コベルコ建機株式会社
- 住所
- 電話番号
-