大麻乱用防止のための新たな試み、コラボTシャツ発売
大麻乱用防止に向けた新たな取り組みとして、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下、当財団)と株式会社Social PlastikによるコラボレーションTシャツ「DO?BE? TEE」が発表され、2025年6月26日より販売が開始されます。これは、特に20〜30代の若者への大麻乱用防止を目的としたプロジェクトの一環です。
当財団は、40年以上にわたり薬物乱用防止活動に取り組んできました。その中で、近年特に増加している大麻乱用の問題を解決するため、Social Plastikが主導する「REBIRTH PROJECT」とのコラボレーションを実現しました。新しいTシャツは、「薬物乱用は『ダメ。ゼッタイ。』~愛する自分を大切に~」というメッセージのもと、大麻に関する理解を促進することを目指しています。
Tシャツのデザインとメッセージ
「DO?BE? TEE」は、胸元に「ダメ。ゼッタイ。」くんと「REBIRTH PROJECT」のロゴを配置しており、シンプルながらも力強い印象を与えています。背面には「NO GREED NO NEED FOR WEED」というメッセージが印刷されており、「欲にまみれるな。大麻は必要ない。」という強い意思を示しています。
また、「DOOBIE」というスラングを逆手に取り、「あなたはどうする?(DO?)」「どうなりたい?(BE?)」という問いかけをデザインに盛り込み、若者に深く考えるきっかけを提供します。これにより、Tシャツを着ることで自然と薬物乱用について考えさせられる仕掛けが施されています。
CSV(カジュアル・ソーシャル・バリュー)という視点で、ファッションを通じて社会に貢献する姿勢が、新しい形の啓発活動を生み出しています。「合言葉は『ダメ。ゼッタイ。』ですが、私たちの未来は、私たち自身の選択に委ねられています。」と、Social Plastikの大釜代表は語っています。
売上の寄付先と関連活動
「DO?BE? TEE」の販売によって得られる利益は、当財団が主催する国連支援募金に寄付されることが決まっています。この募金は30年以上にわたり続けられており、乱用防止活動を行う多くのNGO団体を支援しています。特に、開発途上国における活動が中心で、659の国と地域で790以上のプロジェクトをサポートしてきた実績があります。
当財団は今後も、社会の安全・安心を築くために啓発活動を続けていく考えです。担当者は「Tシャツを通じて、若者に薬物乱用防止のメッセージが届くことを期待しています。」と述べ、情熱を持ってこの取り組みを推進しています。
商品情報
- - 商品名:DO?BE? TEE
- - 価格:7,700円(税込)
- - 素材:コットン100%
- - サイズ:S、M、L、XL
- - 発売日:2025年6月26日(国際麻薬乱用撲滅デー)
- - 販売:REBIRTH PROJECT STORE(公式オンラインショップ)こちらから
今後、このTシャツが多くの人々に愛され、人々の意識を変える一助となることを願っています。