KDDIと4人制サッカー『4v4』が育成の未来を拓く
KDDI株式会社は、2025年シーズンからNow Do株式会社が運営する育成年代向け4人制サッカー『4v4』のメインパートナーに就任しました。この取り組みは、日本サッカー界の新たな育成の形を提供し、未来のサッカースターを生み出すことを目指しています。
『4v4』とは何か?
『4v4』は、本田圭佑が考案した新しい形式のサッカーです。従来のサッカーとは異なり、4人制で行われるこの競技は、育成年代である小学生を対象に構築されています。2023年に発足し、今後は2025年に初のASIA CUPを開催予定です。ルールはシンプルで、10分1本勝負、自由な交代が可能、さらには20秒のショットクロックが導入されています。これにより、GKも積極的に攻撃に参加できる特徴があります。
この大会は、選手たちの自主性を重んじ、ベンチにはコーチや監督がいない環境で行われます。また、試合に負けても再挑戦が可能になっているため、ポイント制で多くの経験を積むことができます。子どもたちはシーズンを通じてポイントを獲得し、日本一を目指します。
KDDIの役割と取り組み
KDDIは、『4v4』のサポートを通じて、子どもたちが自ら考え行動する力を育む環境を整備し、将来のサッカー界の発展に貢献することを目指しています。2025年シーズンでは、次のような取り組みが予定されています。
1.
大会主催者との連絡手段の提供
KDDIは、運動通信社と共同で開発した「ANYTEAM」アプリを通じて、大会主催者と参加チームのコミュニケーションを円滑に進める支援を行います。このアプリは、全国各地のオーガナイザーが参加チームとスムーズに連絡を取れる便利なツールです。
2.
ライブ配信の実施
KDDIは、運動通信社が運営するインターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」を通じて、『4v4 JAPAN CUP』のグループステージをライブ配信します。この試合を通じて、子どもたちの活躍を家族や友人、全国のスポーツファンに届けることが狙いです。
日本サッカー界への貢献
KDDIの支援は、ただ単に資金提供にとどまらず、子どもたちが成長するための基盤を築くことに重きを置いています。“自ら考える力”を育てる姿勢は、日本サッカーの未来にも大きな影響を与えるでしょう。今後も、KDDIは自社の企業理念を基に、社会貢献を目指しながら、次世代のサッカー選手の育成に注力していきます。
『4v4』は、子どもたちに自分の力で未来を切り拓く姿勢を教える重要なプラットフォームです。この革新的なサッカー形式が日本全体のスポーツ文化に与える影響は計り知れず、今後の展開が期待されます。