ヤマシンの新型マスク
2020-05-18 14:00:09

建設機械用フィルタのヤマシンが開発した新型マスクの魅力とは

ヤマシンフィルタ株式会社が発表した新型マスクの詳細



建設機械用油圧フィルタで世界トップレベルのシェアを誇るヤマシンフィルタ株式会社が、独自技術を駆使して開発した新型マスク「ヤマシン・フィルタマスク」が話題になっています。2020年5月18日から自社サイトでの販売が始まり、特に新型コロナウィルスの影響でマスクが不足している中、その性能と効果が注目を集めています。

「ヤマシン・フィルタマスク」の主な特長



このマスクは「YAMASHIN NANO FILTER™」という合成高分子系ナノファイバーを使用しており、以下のポイントが特に優れています。

1. 超高捕集効率


一般的なマスクが約3μmの平面形状のフィルタを使用する一方で、ヤマシンフィルタマスクは0.2~0.8μmのナノサイズの繊維を用いる立体的な構造を取り入れています。これにより、ウイルスなどの微細な異物を効率的に捕集しつつ、空気の通りも確保しています。

2. 高い性能持続性


ヤマシンのマスクは、静電気に頼る一般的なマスクとは異なり、主にナノサイズの空隙で異物を捕集しています。そのため、長時間使用しても性能の低下が非常に少なく、24時間装着しても約90%の捕集性能を維持します。

3. 繰り返し使用可能


このマスクは、押し洗いまたはアルコール除菌による繰り返し使用が可能です。一般的なマスクは、洗浄によって性能が低下しますが、ヤマシンのマスクは社内試験でも性能の低下がほとんどありません。

4. 安定供給の確保


国内で製造されるマスクの多くは海外生産ですが、ヤマシンのマスクは佐賀県の自社工場で作られています。これにより、海外情勢に左右されず安定した供給が可能です。

医療現場にも対応する性能


さらに、ヤマシン・フィルタマスクは医療現場で用いられる「N95マスク」に匹敵する性能を持つことが実証されています。特に、医療従事者にも安心して使用できるマスクとして位置づけられており、動画を通じてその捕集性能が紹介されています。

先行発売と寄付活動


一般発売に先立ち、ヤマシンは東京慈恵会医科大学附属病院と東邦大学病院に対し、500枚のフィルタマスクと約3000枚分のマスクシートを寄付しました。医療現場の深刻なマスク不足に対する社会貢献を目指し、継続的な支援を行っていく方針です。

今後の展望


ヤマシンフィルタは自社開発の「YAMASHIN NANO FILTER™」を新たな分野への拡大の基盤と捉えており、大手アパレルメーカーなどでの採用実績も増えています。これにより、様々な産業における課題解決が期待されています。今後の展開に目が離せません。

ヤマシンフィルタ株式会社は、建設機械用フィルタを提供しているグローバル企業であり、高い品質と技術力が評価されています。公式ウェブサイトでさらなる情報をぜひご確認ください。

会社情報

会社名
ヤマシンフィルタ株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8日石横浜ビル16F
電話番号
045-680-1671

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