AIと人間中心設計の融合、業務提携がもたらすWebサイト診断の新時代
2026年8月20日、埼玉県のスマートスタイル・コンプレックス株式会社と東京都のU'eyes Designが、Webサイト制作に関する業務提携を発表しました。この提携により、新しい形のWebサイト診断が登場し、AIと人間の両方に最適化された情報提供が可能になります。
提携の背景
最近では、生成AIが企業サイトを評価する場合が増えてきました。この変化により、Webサイトは以前のように「人間が見るもの」としてだけでなく、AIにも「選ばれる情報」が求められる時代へとシフトしています。AIからの検索結果は企業サイトの情報だけでなく、AIの回答文として提示されるため、AIに正しく引用されることが求められています。しかし、最終的な情報の評価は人間が行うことには変わりありません。このことから、AI検索対策と人間の使いやすさを両立させる必要が生じ、それぞれを別々のプロセスで扱う従来の方法では限界がありました。
新たなサイト診断のアプローチ
この提携では、スマートスタイル・コンプレックスのAI検索最適化(LLMO)技術と、U'eyes Designの人間中心設計(HCD)のノウハウを組み合わせたWebサイト診断がスタートします。これにより、サイトがAIに正しく引用されるかどうか、そして人が使いやすいかどうかを同時に評価できる体制が整いました。
具体的には、次の2つの項目に基づいて評価を行います:
1.
AI側:ChatGPTやGeminiなどの主要な生成AIに質問を投げかけ、自社サイトが引用されるかどうかを測定。引用がない場合は、それに至る要因を特定します。
2.
人側:HCD専門家による評価と、印象尺度を使った第三者調査によって、サイトがユーザーに与える印象や行動を妨げる要素を特定します。
これらの情報を1つの報告会でまとめ、改善の優先順位を決定します。
ウェビナーと無料チェックリスト
業務提携の第1弾として、2026年9月16日(水)に共催ウェビナーを開催予定です。このウェビナーでは、AIと人間の視点から「選ばれる前に消えていないか」をテーマに、Webサイトの評価者の在り方について考える機会となります。参加者には希望に応じて簡易診断や無料個別相談も提供されます。
また、サービス紹介ページでは、「AIにも人にも伝わるサイトチェックリスト」を無料公開。これにより、自社サイトの現状を点検し、リニューアルや改修に向けた準備ができるようサポートします。
今後の展望
両社は今後、診断を実際の制作プロジェクトに組み込み、その成果を事例として積み重ねる予定です。また、AIと人間中心設計を融合させた診断メニューのさらなる拡充や、共同でのセミナー及びコンテンツ発信を継続し、業界内でのイノベーションに寄与していく考えです。
企業情報
所在地:埼玉県さいたま市浦和区高砂2-12-12
代表者:佐藤 聡
事業内容:Webサイト企画・制作、AI検索最適化、デジタルマーケティング支援
所在地:東京都渋谷区広尾1-1-39
代表者:梶川 忠彦
事業内容:UX/UIデザイン、ユーザビリティ評価、人間中心設計の教育や訓練
この業務提携が、AIと人間の双方に配慮した最適なWebサイト制作の新たなスタンダードを築くことを期待しています。