金融庁のガイドラインに対応したRidgelinezの新サービス発表

Ridgelinezが新たなコンサルティングサービスを発表

Ridgelinez株式会社は、2024年10月8日より金融庁が公表した「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」に基づいた新しいコンサルティングサービスを立ち上げました。このサービスは、金融機関がサイバーセキュリティの強化に取り組む際に必要な支援を提供します。

サイバーセキュリティの重要性

最近では、ランサムウェアやフィッシング詐欺といった様々なサイバー攻撃が増加しており、金融機関はこれに対処するための強化策が求められています。銀行、保険、証券などの業界では、サードパーティのサービスを含めたセキュリティ対策が不可欠です。金融庁はこれまでに、金融機関が自律的にサイバーセキュリティ対策を進めるための方針を提示し続けてきましたが、今回のガイドラインは、さらなる強化を求める内容となっています。

新サービスの内容

この新サービスでは、Ridgelinezの専門チームと富士通の金融システム担当部門が連携し、クライアントである金融機関の経営陣、システム部門、リスク管理部門、内部監査部門を対象に支援を行います。具体的には、クライアントのサイバーセキュリティ方針とその現状を分析し、適用すべきガイドラインをRidgelinezが整理。その後、関連法令や監督指針に基づき、必要な対応項目を洗い出します。

特に注目されるのは、AI分析プラットフォームを使用することによって、データに基づいた精度の高い分析が行える点です。このプロセスを通じて、金融機関が抱えるギャップやリスクを特定し、優先順位に基づいた具体的な行動計画を策定します。さらに、IT資産管理やサプライヤー管理のソリューションや技術も活用して、人的ミスを防ぎつつ、効率的にセキュリティ対策を実施します。

Ridgelinezのビジョン

Ridgelinezは、このサービスを通じて、金融業界におけるサイバーセキュリティリスクを適切に管理し、金融機関のデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進することを目指しています。また、システム全体のレジリエンスを向上させ、クライアントの持続可能な成長に寄与するパートナーとしての役割を果たし続けます。