MSD、LGBTQ+への配慮でPRIDE指標6年連続ゴールド受賞!
MSD株式会社が、職場におけるLGBTQ+への配慮を評価する『PRIDE指標2024』で6年連続ゴールドを受賞しました。これは、同社が長年に渡り推進してきたダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包括性)への取り組みの高さが認められた結果と言えるでしょう。
同社は、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指し、さまざまな制度の整備や、社員の意識改革を促進する活動に力を入れています。
2014年には『MSDダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン宣言』を発表。以来、同性パートナー登録制度の導入、育児休暇制度の拡大(同性パートナーの子どもへの適用)、SOGIハラスメント(性的指向・性自認に関するハラスメント)の禁止を就業規則に明記するなど、具体的な行動を起こしてきました。
さらに2019年には、米国本社発祥の社員ネットワーク「Rainbow Alliance(レインボー・アライアンス)」の日本支部を設立。LGBTQ+当事者だけでなく、アライ(支援者)も参加し、社内外での啓発活動に積極的に取り組んでいます。現在、約110名の社員が活動に参加しています。
具体的な取り組みとしては、6月のプライド月間にはLGBTQ+への理解を深めるための社内イベントを開催。9月には、全社員を対象としたダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン エクスペリエンス月間を実施し、DE&Iに関する理解促進のための企画を実施するなど、継続的な取り組みを行っています。
社外活動にも積極的に参加しており、『work with Pride』実行委員会への参画や、同性婚の法制化を支持する企業・団体によるキャンペーン『Business for Marriage Equality』への参加、そして東京、札幌、九州のレインボープライドへの協賛など、多岐に渡る活動を行っています。
これらの取り組みは、LGBTQ+を含むあらゆる背景を持つ社員が安心して働き、能力を発揮できる職場環境を整備するMSDの強い意志を示すものです。
今回のPRIDE指標での6年連続ゴールド受賞は、MSDの取り組みが社会的に高い評価を受けていることの証左と言えるでしょう。今後も、インクルーシブな職場環境の醸成と、革新的な医薬品・ワクチンの提供を通じて社会貢献を続ける同社の姿勢に注目が集まります。
PRIDE指標とは?
PRIDE指標は、一般社団法人work with Prideが策定した、職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取り組みを評価する指標です。「行動宣言」「当事者コミュニティ」「啓発活動」「人事制度、プログラム」「社会貢献・渉外活動」の5つの指標で評価され、採点結果に応じてゴールド、シルバー、ブロンズなどの認定が与えられます。
MSDの今後の展望
MSDは、今後も継続的にダイバーシティ&インクルージョンを推進し、より多様性を受け入れる、インクルーシブな職場環境を構築していくと表明しています。個々の社員がそれぞれの強みを活かし、能力を最大限に発揮できる環境づくりへの投資は、企業の持続的な成長に不可欠であり、MSDの取り組みは、その好例と言えるでしょう。