宇治の新支援事業所
2021-11-27 17:11:50

宇治市に新たな働く場が誕生!支援事業所で実現するディーセントワーク

コクリエ・ワークスが提供するディーセントワーク



2021年12月、京都府宇治市に新たな就労継続支援B型事業所「コクリエ・ワークス」がオープンします。この事業所は、医療関連、IT、デザイン、コワーキングスペースの運営など多岐にわたる業務を通じて、利用者が働きがいを感じられる「ディーセントワーク」を提供することを目指しています。

働き甲斐のある仕事とは?



コクリエ・ワークスでは、働き甲斐を具体的に定義しています。具体的なクライアントの存在、顧客の反応が得られる仕事、自分の貢献が実感できる仕事を提供し、それぞれの利用者の特性や体力、働き方に応じた業務を用意しています。このように体験することで、利用者は充実感を得ながら仕事に取り組むことができるのです。

なぜ「働き甲斐」が重要なのか?



「ディーセントワーク」の重要なポイントの一つは、適切な収入の確保です。利用者が実際に役立つ仕事を行い、相応の報酬を受け取ることで、仕事を続けやすい環境を生み出します。企業が永続的に成り立つためには、そこで働く一人ひとりが継続的に貢献することが不可欠。働き甲斐を重視することで、就労支援の本質に立ち返り、より良い労働環境を作り上げたいと考えています。

就労支援B型事業所の現状と課題



厚生労働省のデータによれば、就労継続支援B型事業所の平均的な月額工賃は16,369円と報告されています。この数字からもわかるように、生産性の向上が求められており、多くの事業所で収入面の整備が喫緊の課題となっています。コクリエ・ワークスでは、生産性が高い仕事を創り出すことから取り組みを始めています。設立からの2年間、コワーキングスペースの運営やヘルスケア分野での業務を拡大し、病院での倉庫業務やリネン運搬、Eラーニングサービスなど多岐にわたる業務を準備してきました。これにより、適正な報酬を依頼者に提供できる業務環境が整いました。

多様な業務内容がもたらす効果



コクリエ・ワークスでは、さまざまな業務の種類が用意されています。これは、利用者の特性や能力に応じて最適な仕事を選ぶことができ、効果的な支援を行うために非常に重要です。障害や特性により、向き不向きが異なるため、多様な選択肢を提供することで、利用者一人ひとりが自信を持って働ける環境が担保されるのです。

支援の「見える化」の取り組み



支援の質を高めるために、コクリエ・ワークスは「傾聴」を可視化するための取り組みも行っています。難解なテキスト情報だけでは伝わりにくい感情や意思を、グラフィック・ファシリテーションの手法を用いて表現します。これによって、利用者は自分の思いや変化を視覚的に確認でき、お互いの理解を深めることができます。

オープンに向けて



コクリエ・ワークスは2021年12月1日に正式にオープンします。事業所を見学したい方は、専用の問い合わせフォームから申し込みが可能です。実際に自分が働く場を探している方や支援を必要としている方に、最適な選択肢を提供したいと考えています。

お問い合わせ



  • - 運営会社: 株式会社コクリエ
  • - 所在地: 京都府宇治市五ケ庄新開14-63コート黄檗T102
  • - 公式サイト: コクリエ・ワークス

この新たな取り組みが、多くの方にとっての働き甲斐を生み出し、地域に根ざした支援を実現することを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社コクリエ
住所
宇治市五ケ庄新開14-63コート黄檗T102
電話番号
0774-66-7874

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