札幌の紅葉をリアルタイム配信！観光案内所と連携した革新的取り組み

札幌の紅葉、リアルタイムで楽しもう！革新的ライブ配信の実証実験

北海道札幌市では、観光客の利便性向上と地域活性化を目指し、紅葉の名所をリアルタイムで配信する画期的な取り組みが展開されています。株式会社SKIDAYとSTARTUP HOKKAIDO実行委員会が連携し、札幌市内および近郊の人気スポットに設置されたライブカメラから、紅葉の美しい様子を札幌駅内の北海道さっぽろ観光案内所の大型モニターと専用ウェブサイトで配信する実証実験が10月23日から11月15日まで実施されました。

鮮やかな紅葉を自宅にいながら楽しめる！

この実証実験では、北海道大学のイチョウ並木、札幌もいわ山ロープウェイ、定山渓、豊平峡ダム（11月3日まで）、さっぽろ羊ヶ丘展望台、小樽運河、登別温泉、黒岳ロープウェイといった、北海道を代表する紅葉スポットの様子を、高画質のライブ映像で配信。旅行計画の参考として、その日の天候や混雑状況を事前に確認できるため、観光客にとって大きなメリットとなります。

リアルタイム情報で観光の満足度向上へ

観光客は、配信映像を通じて、各スポットの紅葉状況をリアルタイムで確認し、その日の天候や混雑状況を把握することで、最適な観光プランを立てることができます。紅葉の見頃を逃さず、より充実した観光体験を実現できる点が大きな魅力です。地元住民にとっても、近場の紅葉スポットの状況を簡単にチェックできるため、週末の行楽計画に役立ちます。

地域活性化への貢献

この取り組みは、観光客の満足度向上だけでなく、地域経済の活性化にも貢献する可能性を秘めています。リアルタイムの情報提供によって、観光客の誘致に繋がり、地域経済の活性化に繋がることが期待されます。

先進技術と地域連携の融合

本実証実験で用いられているのは、株式会社SKIDAYが開発したワイヤレス型のライブカメラ「DAY CAM」。電源やWi-Fi環境がなくても稼働できるため、設置場所を選ばず、様々な観光スポットでの活用が可能です。この技術と、STARTUP HOKKAIDO実行委員会による地域連携によって実現した本プロジェクトは、北海道の観光産業におけるデジタル化を推進する先駆けとなるでしょう。

今後の展望

今回の実証実験は、今後道内各地への展開を目指しています。株式会社SKIDAYは、STARTUP HOKKAIDO実行委員会と連携し、北海道の様々な観光スポットでのライブ配信を拡大することで、北海道全体の観光振興に貢献していく予定です。

関係各所の協力

本プロジェクトは、札幌市経済観光局、札幌観光協会、定山渓観光協会、北海道大学、北洋銀行、札幌もいわ山ロープウェイ、札幌振興公社、ぬくもりの宿ふる川、運河の宿ふる川、第一滝本館、りんゆう観光、グランドブリッセンホテル定山渓などの多くの関係機関の協力によって実現しました。

手軽にアクセスできるオンライン配信

ライブ映像は、専用のウェブサイト(https://bit.ly/3QchAQF)から無料で視聴可能です。スマートフォンからも簡単にアクセスできるので、紅葉狩りの計画を立てる際にぜひ活用してみてください。

株式会社SKIDAYについて

株式会社SKIDAYは、「観光を通して人生最高の体験を提供する」というミッションを掲げ、IoTセンサーを活用した革新的なライブカメラサービス「DAY CAM」を提供しています。国内の大型スキー場では市場シェア70％以上を誇り、高い評価を得ています。

STARTUP HOKKAIDO実行委員会について

STARTUP HOKKAIDO実行委員会は、北海道、札幌市、北海道経済産業局の3者が連携し、北海道をアジアのスタートアップアイランドへと発展させることを目指しています。特に一次産業・食、宇宙、環境・エネルギーの3分野に注力し、スタートアップ支援を積極的に行っています。