台湾の学生が見た福井
2025-09-11 11:18:20

台湾の大学生が発見する福井の魅力—地域おこし活動の新たな挑戦

台湾の学生が発見する福井の魅力—地域おこし活動の新たな挑戦



今年の夏、福井市では台湾の大学生を対象にしたインターンシッププログラムが実施されました。この取り組みは、地域住民との交流を促進し、福井の新たな魅力を発信することを目的としています。

このプログラムは、「インターン微住」と呼ばれ、福井市東郷地区と大野市を舞台に行われました。台湾の大学から選ばれた7名の学生たちが約35日間福井地域に滞在し、住民との交流や地域活動に参加しました。成果発表会は2025年8月30日、福井市の最勝寺で行われ、多くの地域住民と市長が顔を揃えました。

学生たちの背景と取り組み



台湾の参加学生は、国立聯合大学から4名、弘光科技大学から3名で、各自の専門性を活かして地域活動に取り組みました。聯合大学の学生たちは観光関連の知識を活かし、特に「新たな視点」で地域の魅力を掘り起こすことに挑戦しました。彼らはガイドマップや特集レポートを作成し、福井の観光資源を整理しました。

一方、弘光科技大学の学生たちは、地元商店街と協力し、台湾の夜市をテーマにしたゲームを制作して地域の夏祭りを盛り上げました。また、レーザーカットで台湾ランタンを制作するなど、地域の方との協力を通じて新しいものづくりの形を提案しました。

感動の交流と新たな絆



発表会では、学生たちが自分の取り組みを報告し、地域住民との温かい交流の様子を語りました。「地域の方々の温かさを感じて感謝しています」と話す学生に対し、西行茂市長は「福井での経験を帰国後に周囲に伝えてほしい」と激励しました。

このような交流を通じて、学生たちは自身の専門性を地域に活かしながら、福井の魅力を再発見する貴重な機会を得ました。また、地域住民にとっても新しい視点から地域の魅力を知り、地域資源の再評価へとつながる貴重な経験となりました。

今後の展望



福井市は、このプログラムを通じて台湾との絆を深め、将来的には訪問した学生たちを「リピーター」として地域へ再び招待し、さらなる国際交流の機会を開拓していく方針です。「ゆるさと」というコンセプトのもと、都市と地方の新たな関係性を育んでいくことが期待されます。

福井市の地域おこし協力隊である簡翊真(ジエン・イージェン)さんは、台湾からの学生をサポートし、彼らが地域コミュニティにスムーズに溶け込む手助けをしました。地域住民との交流は、学生たちにとっても大きな意味を持つ貴重な経験でした。

最終的に、今回の「インターン微住」は、地域の魅力を再発見するだけでなく、台湾からの学生が将来福井との関係を深めていけるような土台を築く取り組みとなりました。微住の公式Instagramや地域おこし協力隊のInstagramでは、さらなる詳細が紹介されていますので、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
福井市
住所
福井県福井市大手3丁目10-1
電話番号

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