多言語体験を通じて若者がメッセージを発信
2024年12月15日、ヒッポファミリークラブがオンラインで公開予選を開催します。これは、3言語以上を使用した多言語プレゼンテーション大会『LEX Multilingual Presentation for Youth Tokyo』の一環であり、今年の大会は第11回となります。この取り組みは、若者が多様な言語を使用して自身の体験やメッセージを発信し、異文化交流を促進することを目的としています。
ヒッポファミリークラブは、一般財団法人言語交流研究所が運営する団体で、東京都渋谷区に本部を置き、多言語教育の普及に努めています。2015年に始まったLEX大会は、これまでに約300人の若者が登壇し、さまざまな文化や思いを伝えています。本選は来年の3月20日に大田区民ホール・アプリコで行われ、国内外から約35名のプレゼンターが参加予定です。
無料オンライン公開予選
今回の公開予選には、世界各国から88名の若者が参加し、3分間のプレゼンテーションを行います。このイベントは、オンラインで約900名の視聴者に公開され、参加者によるユニークなメッセージや体験の共有が期待されます。参加者は、日本を含む17か国から集まり、各自の言語体験に基づいた内容を、多言語で分かりやすくプレゼンテーションする必要があります。
審査と表彰
審査基準は「多言語」「メッセージ性」「プレゼンテーション」の3つで、専門的な視点から20名以上の審査員が選考にあたります。優秀者には、海外ホームステイや留学などに使える副賞が贈られる予定で、前回の最高賞は15万円相当でした。
ヒッポファミリークラブの魅力
ヒッポファミリークラブは、家族や地域を巻き込んだ多言語の自然習得を支援する活動をしています。日本国内には700以上の活動拠点があり、アメリカや韓国、台湾など海外にも展開しています。多言語を学ぶことで異なる国や文化に触れ、理解を深めることができるのが魅力です。
現在、多言語教育の重要性がますます高まっている中で、ヒッポファミリークラブの活動は次世代を担う若者たちにとって貴重な機会を提供しています。
詳細情報
オンライン公開予選は、2024年12月15日(日)の10:00~18:00に実施され、YouTubeでの無料視聴が可能です。興味のある方は、公式案内サイトやSNSで最新情報をチェックしてください。
言語や文化の多様性を尊重し、多くの若者が自分の声を届ける機会を持つことで、国際的な理解と交流がさらに進むことを期待しています。