AIチャットボット「WisTalk」が進化を続ける
パナソニック ソリューションテクノロジーが開発した社内用AIチャットボット「WisTalk」が大きなバージョンアップを果たしました。このアップデートにより、特に図表が含まれる文書の検索精度が向上し、精確な回答ができるようになりました。
バージョンアップのポイント
「WisTalk」は、社内の膨大な規定や専門文書を登録することにより、関連情報を自動的に検索し、生成AIが要約して回答を提供するシステムです。今回のバージョンアップでは以下の重要な機能改善が行われました。
1. 新しい検索エンジンの導入
パナソニック独自にチューニングした検索エンジンを採用し、質問に対してより関連性が高い情報を抽出できるようになりました。この改良により、検索精度が20%向上し、ファクトチェックが容易になったため、情報の信頼性も高まります。
2. OCR対応の強化
画像内の文字情報を読み取る新たなOCR技術に対応しました。これにより、表形式の情報や画像内のテキストも正確に認識でき、文書の特性に応じた最適な処理を自動で選択できます。
3. 単語バリエーションへの対応
社内用語など多様な表現に対しても柔軟に対応可能になりました。これにより、ドキュメントに記載された単語とは異なる表現での質問にも、高精度で応答できるようになっています。
業務効率化とナレッジ共有の促進
「WisTalk」はもともと、問い合わせ対応業務だけでなく、コーポレート部門や技術、開発、品質管理などの業務効率化やナレッジ共有のためにも活用されています。今回のバージョンアップでさらにその活用が促進されることが期待されます。文書の検索性が向上したことにより、業務の現場での利用価値が高まるのは間違いありません。
今後も「WisTalk」はさらなる進化を続け、より多くの業務シーンでの活用が見込まれています。そして、パナソニックの持つ技術力が、どのように現場の効率化と革新に寄与していくのか、注目していきたいところです。
詳細とお問い合わせ
ウィズトークの詳細情報は、
こちらからご覧いただけます。
また、パナソニック ソリューションテクノロジーへのお問い合わせは、
こちらのフォームをご利用ください。
このように、「WisTalk」はAI技術を駆使して、従業員の作業を効率化し、人の可能性を引き出す大きな一歩を踏み出しています。今後の展開から目が離せません。