職場内の人間関係は、時に微妙なものです。「好意」と「加害」の境界線はあいまいで、無自覚な善意が思わぬ形でトラブルを引き起こすことがあります。一般社団法人クレア人財育英協会は、2025年6月23日に、セクシュアルハラスメントにかかわる「グレーゾーン」に焦点を当てたセミナーを開催します。本セミナーでは、特定社会保険労務士でありハラスメント対策資格「雇用クリーンプランナー」の講師、小野純氏が専門的な視点から具体的な事例をもとにお話しします。
セミナーの目的
ハラスメント問題に直面する職場関係者は多く、特に近年では「セクハラ冤罪」として知られる現象が注目されています。このセミナーは、ハラスメント被害を未然に防ぐための具体策を学び、同時にハラスメント行為とされる行動に対する理解を深めることを目的としています。
講師紹介
講師の小野純氏は、企業・医療機関・教育分野などで多くの研修を行ってきたプロフェッショナルで、400回以上の登壇経験を持つ頼れる存在です。彼は法律知識だけでなく、実際の現場でどう対応すべきかに焦点を当て、多くの受講者に支持されています。
主なカリキュラム
セミナーでは、以下の重要なトピックについて議論がなされます。
1.
好意と加害の線引き: 一見無害に思える行動がどのように受け取られるか、その影響を探ります。
2.
地雷ワードの識別: 雑談やSNSで使われがちな危険な表現を理解し、適切なコミュニケーションを図る方法を学びます。
3.
企業や管理職の役割: セクハラ冤罪を防ぐために必要な組織的な取り組みを紹介します。
4.
指摘された際の対応: セクハラとして指摘された場合、どのように適切に対応すべきなのか、その方策を学びます。
日時・場所
- - 日時: 2025年6月23日(月)12:00〜13:00
- - 場所: 一般社団法人クレア人財育英協会 本社(千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6F)
結論
このセミナーは、セクハラ冤罪のリスクを理解し、対策を講じるための貴重な機会です。職場での人間関係をより良くするために、自らの言動に自覚を持つことは不可欠です。ぜひ、ご参加いただきたいと思います。