エム・シーシー食品が自家消費型太陽光発電を導入
エム・シーシー食品株式会社は、ポートアイランド工場に自家消費型の太陽光発電サービスを導入することを発表しました。この取り組みは、三井住友ファイナンス&リースの子会社であるSMFLみらいパートナーズとの契約に基づいており、2025年4月1日から運用が開始される予定です。
省エネと環境配慮の新しい形
ポートアイランド工場の屋根には、829枚の太陽光パネルが設置される予定で、これにより年間573MWhの電力を供給することが可能となります。これは、杉の木17,926本が吸収する二酸化炭素(CO2)の量に匹敵する250トンのCO2削減に寄与すると見込まれています。エム・シーシー食品では、この太陽光発電システムを通じて、持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。
EPPモデルの初の試み
今回の取り組みは、エム・シーシー食品にとって初のPPA(Power Purchase Agreement)モデルによる太陽光発電設備導入となります。このモデルでは、事業者が需要家の敷地内に太陽光発電設備を設置し、発電された電力をそのまま供給するという仕組みです。これにより、エム・シーシー食品は安定した電力供給を受けつつ、環境に優しい企業活動を進めることができます。
社会的責任に取り組むエム・シーシー食品
「味の感動を伝える」をミッションに掲げるエム・シーシー食品は、日々モノづくりに取り組んでいます。当社はフレッシュな野菜や耐久性の高い兵庫県産の原材料を使用し、安全で高品質な商品を提供しています。さらに、環境負荷を削減するために資源の有効活用やフードロスの削減といった努力を続け、持続可能な開発目標に則したビジネスを進めています。
SMFLグループのサポート
今回の事業においては、SMFLグループが進める再生可能エネルギーや省エネルギー支援サービスが大きな役割を果たします。太陽光、風力、バイオマス、水力など多岐にわたる再生可能エネルギー発電事業を展開しているSMFLは、企業の脱炭素化の動きに力を注いでいます。彼らの提供する一連のソリューションを通じて、エム・シーシー食品は環境に配慮した事業運営を進めていくことができるのです。
未来の持続可能なビジネスへ
エム・シーシー食品は、更なる環境対応への取り組みを進める中で、食の安全性や品質を保ちながら、未来に向けた持続可能な企業成長を目指していく予定です。このような取り組みは、企業だけでなく、地域や社会全体にポジティブな影響を与えることでしょう。これからもエム・シーシー食品の動向に注目が集まります。