四国ツーリズム創造機構、2022年度事業計画を発表！観光データ分析で新たな誘客戦略へ

四国観光の未来を拓く！データ分析で効果的な誘客戦略へ

（一社）四国ツーリズム創造機構が、2022年度事業計画を発表しました。コロナ禍からの回復を見据え、国内誘客と四国ブランド確立に向けた取り組みが本格化します。

今回の事業計画は、昨年3月に発表された「四国の観光ビジョン」と「第5次四国観光交流戦略」を基盤とし、2025年の大阪・関西万博を見据えた長期的な視点で策定されました。

特に注目すべきは、データ分析に基づくプロモーション戦略です。観光関連データを収集・可視化する「データ・マネジメント・プラットフォーム（DMP）」を構築することで、効果的なターゲティングやキャンペーン展開を実現します。

インバウンド誘客については、本格的な回復には依然として時間がかかる見込みであることから、状況を見ながら流動的に対応していくとのことです。一方、国内誘客では、四国周遊を促進する観光アプリ「しこくるり」の機能充実や、瀬戸内国際芸術祭、えひめ南予きずな博などとの連携強化を図ることで、新たな観光需要の創出を目指します。

四国ツーリズム創造機構は、四国4県や観光協会、域内DMOなどとの連携を強化し、オール四国で観光誘客を促進することで、四国ブランドの確立を目指していきます。

2022年度事業計画のポイント

データ分析に基づくプロモーション戦略: DMPを構築し、効果的なターゲティングやキャンペーン展開を実現します。
国内誘客事業: 観光アプリ「しこくるり」の機能充実、イベントとの連携強化などで、四国周遊を促進します。
訪日誘客事業: 状況を見ながら、流動的に対応していきます。
ブランディング事業: オウンドメディアの運用改善や持続可能な観光への取り組みを進めます。