農業経営の新たな時代を切り拓く「AXコース」の始動
日本能率協会コンサルティング(以下JMAC)は、2026年3月より、企業向けの人材育成プログラム「AX(Agribusiness Transformation)コース」を導入します。このプログラムは、農業を舞台とした革新的な実践型研修であり、参加者は実際の農場を経営資源として活用し、農業経営の本質を深く理解できます。
実践型のミニ経営
AXコースでは、三重県津市の「つじ農園」をフィールドに、参加者が圃場を一つの事業単位とし、米の生産から販売までの全過程を体験します。これにより、実際の経営を行う上で必要な意思決定能力を養います。特に生産コストの管理、ブランディング、販路開拓といった業務を通じて、PL(損益)への理解を深めることが目的です。
最新技術の導入
つじ農園は、高付加価値な米作りを実現しながら、ITや先端技術を積極的に導入しています。AXコースでは、ドローン技術の活用や戦略立案、進捗管理においてもこれらの最新技術を駆使して、参加者の経営力を一層磨いていきます。このように、実践の場としてのつじ農園で学ぶことで、農業をただの体験にとどめるのではなく、「ビジネスとしての農業改革」を実現する知識と視野を持つ次世代リーダーを育成します。
開発の背景
今日のビジネス環境は不可解な事態が続いており、農業界でも気候変動や地政学的リスクが影響しています。このような状況において、リーダーには現場での迅速な意思決定力が求められます。従来の座学中心の研修では、この能力を養うことには限界があり、JMACは農業を「不確実な経営環境の縮図」と捉えることで、AXコースを設計しました。
今後の展望と目標
JMACは長年、全国の農業経営改善や地方創生に取り組んできました。AXコースは、これらの豊富な経験に基づく集大成としての位置づけです。部門や年次を超えた横断的なチームを編成し、多様な専門性を持つ受講者が協力して新しいビジネスモデルを創出することを目指します。これにより、地域コミュニティとも連携し、持続可能な未来の農業を実現するための基盤を築きます。
第1期トライアルについて
AXコースの正式なトライアルは2026年3月から12月に行われ、最初のターゲットはJMACのコンサルタントメンバーです。このトライアルを経て、2027年1月に正式リリースを予定しています。今後、農業経営の新しいリーダーたちがどのように成長していくのか、期待が高まります。
本プログラムに興味のある方は、JMACのウェブサイトやお問い合わせ先で詳細をご確認いただけます。未来の農業を担うリーダーを育成するAXコースにご注目ください。