ヒロック初等部とは
2022年4月、世田谷区に開校した「ヒロック初等部」は、次世代型オルタナティブ・スクールとして、現代の子どもたちに求められる学びを提供しています。ヒロックは「小高い丘」という意味を持ち、それぞれの子どもが自由に成長し学び合うことを目指しています。伝統的な教育から一歩踏み出し、新しい学びの場を提供するヒロックの特長を詳しく見ていきましょう。
教育の理念と方法
ヒロックでは、子どもたちが自らの興味を追求し、学びを深めることができる環境を整えています。カリキュラムは「探究&教科」の二本柱で構成されており、教養や基礎学力を育てると同時に、探究心を伸ばすことを重視しています。具体的には、個人学習やチーム活動を通じて人とのつながりを育んでいくことが求められます。さらに、スクール外の活動にも参加し、コミュニティとの結びつきを強化します。
ラーニング・シェルパの導入
「ヒロック」のもう一つの大きな特徴は、教育のサポート役として「ラーニング・シェルパ」を導入している点です。一般的な「先生」とは異なり、シェルパは子どもたち一人ひとりに寄り添って学びを導く役割を果たします。生徒12名に対して1名のシェルパが配置され、手厚いサポート体制が整っています。このシステムによって、子どもたちは個々のペースで学ぶことができ、より良い成長を促されます。
プロフェッショナルなチーム
ヒロックの運営は、高い専門性を持つプロフェッショナル集団によって支えられています。学校のディレクターには、自由進度学習やICT教育、特別支援教育の経験が豊富な蓑手章吾校長が務めており、彼の著書やメディア出演なども通じて教育の新しい形を発信しています。また、カリキュラム・ディレクターの五木田洋平氏も、私立小学校や海外の教育機関での豊富な経験を活かし、幅広い視野で教育プログラムを構築しています。
創設者たちの想い
ヒロックの創設者たちは、一般企業での経験を経て、教育の現場に戻ってきた教育起業家たちです。堺谷武志氏をはじめとするチームは、国際ビジネスに携わった経験を生かして、教育の質を高めるための新しい取り組みを進めています。彼らの背景やビジョンは、地域の教育を変革する力を持つと期待されています。
自然豊かな環境
ヒロック初等部は、世田谷区上用賀に位置し、緑豊かな砧公園の近くにいます。子どもたちは広い自然の中で過ごす経験を通じて、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。また、自由な時間も大切にされており、遊びや創造的な活動を通じて自主性やコミュニケーション能力が育まれます。
スクール概要
- - 開校時期: 2022年4月
- - 所在地: 世田谷区上用賀5-23-2
- - 定員: 最終40名(今年度は低学年で12名を募集)
このように、ヒロック初等部は教育の新たな可能性を追求し、子どもたちが自分らしく成長できる場を提供しています。詳細な情報は公式サイトで確認することができます。
ヒロック公式サイト